2016年2月26日(金)放送、日本テレビ系・金曜ロードSHOW!「八日目の蝉」
21時00分~22時54分

2011年に公開された角田光代原作の映画「八日目の蝉」

主演に永作博美と井上真央の本格は女優によるW主演で制作された「八日目の蝉」が今夜、地上波初放送。

「八日目の蝉」は直木賞を受賞したミステリアスな小説で、2010年にNHKで連続ドラマ化されている。ドラマ主演は檀れいと北乃きいで6話完結で放送された。平均視聴率は7%前後と数字は高くなかったが、映画の方は「日本アカデミー賞」を10冠総なめ。厳しい評価のyahooレビューでも5点満点で平均4点と高い評価を受けている。


自分勝手の考えで不倫をし、不倫相手の言いなりで子供を中絶する希和子(永作博美)
子供が欲しくなり、誘拐してしまって、捕まりたくない一心で子供を連れまわす。

今年に入ってから世間を騒がせている不倫騒動を思わせる内容の映画だが、実はこの映画は実話をモデルにしている。今回は放送されるにあたって、「八日目の蝉」のモデル「日野OL不倫放火殺人事件」の実話を映画のネタバレと一緒に紹介する。

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・映画あらすじ

不倫相手の丈博(田中哲司)の子を妊娠したOLの希和子(永作博美)は、丈博に言われるままに中絶し、子どもを産めない身体になってしまう。丈博の妻・恵津子(森口瑤子)から口汚く罵られ、心身ともに傷ついた希和子は、ふとしたきっかけから生まれたばかりの丈博の子・恵理菜を誘拐。自分の過去を捨て、恵理菜と共に新たな人生を歩むことを決めるが、そんな日々は4年で幕を閉じる。

それから21年。
大学生になった恵理菜(井上真央)は、本当の両親に心を開くことができないまま、家を出てアルバイトをしながら大学に通っていた。そんな中、彼女の前にルポライターを名乗る千草(小池栄子)が現れる。
21年前の誘拐事件を取材したいと千草につきまとわれる一方、恵理菜は妻子のある男・岸田(劇団ひとり)との不毛な恋に身をゆだねていた。千草との会話を通し、恵理菜は心の底に封印していた過去を少しずつ紐解いていく。

恵理菜を自分の子どもに付けるつもりだった「薫」という名前で育てることにした希和子は、誘拐事件の捜査から逃れるために偶然出会った「エンジェルホーム」という施設へ。
そこではエンゼル(余貴美子)という女性を中心に、様々な事情で家を離れた女性たちが共同生活を送っていた。様々な記憶を呼び戻され、千草に少しずつ心を開き始めた恵理菜は、自分の中に新しい命が宿っていることを告げる。

http://www.ntv.co.jp/kinro/lineup/20120622


・実話ネタバレ


「八日目の蝉」のモデルとなった「日野OL不倫放火殺人事件」

1993年12月14日午前6時40分頃、東京都日野市のアパートで何か重そうに抱えながら、階段を上る女・北村有紀恵がいた。彼女は大手電機メーカーの社員。その手にはガソリンが入ったポリダンクだった。北村は4階の部屋の前で止まり、鍵を開け、部屋に上がり込みそのガソリンをぶちまける。そして火をつけて逃亡した。


その頃、この部屋の家主である原田幸広は妻に車で駅まで見送られて出勤。
妻が自宅に戻るとそこは火の海になったアパートがあった。消防車がすぐに駆けつけていたが、泣き叫ぶ妻は「中にまだ幼い子供が二人残されている」と告げるが、壮絶な火の海のなか、消防隊員を救出には行けず、火の勢いを収まるまで待つしかなかった。

その頃、逃げた北村は逃亡の際、怪我を負っており、病院に手当てによる。
この通院記録がのちに証拠となるのだが、警察は犯人の特定に時間がかかっていた。


・すぐに犯人が逮捕できなかった理由

犯行時間は早朝で、原田幸広と妻が家を空けている時間はわずか10分足らず。行動を把握している人物だという事が推測できた。警察は原田幸広の恋愛や不倫のもつれでそちらの線で捜査すると、北村有紀恵がすぐに容疑がかかった。

しかし、逮捕するには「証拠」がなければできないので、ガソリンやポリタンクの入手した場所、当日の行動が足取りを追えず、十分な証拠になるものがなかった。



・原田幸広と北村有紀恵は不倫相手

同じ会社で働く上司と部下の関係だった二人。
結婚しているのに北村有紀恵と関係をもち、妊娠。原田幸広は「いずれ妻とは離婚する」と話していたのに「妻との離婚が成立していないので中絶してくれ」と要求され、中絶させられていた。それも2回おろしている。
ベッキーとゲス川谷のLINE内容のようなやり取りをした後、妻との間に子供が二人目ができる。そして、原田幸広は妻に浮気がバレ、離婚して慰謝料を払うか浮気相手と別れるか選択を迫られ、北村は電話で別れを告げられる。これに今まで抑えてきた感情を爆発させるように行動に移してしまった。

そして、1994年2月6日、北村有紀恵は父親に連れられ自首、逮捕される。

当時のワイドショーは連日この事件を放送。逮捕された北村有紀恵はマスコミに叩かれたが、浮気男にも当然非難が集中した。その後の裁判では原田幸広に騙され、もてあそばれて、心と体を傷つけられた被害者でもあると訴えたが、2001年7月17日求刑通りの無期懲役が確定し現在も服役ている。

浮気相手である原田幸広というと、そのまま会社に勤務し夫婦で暮らしている。
しかも、北村有紀恵に賠償請求を訴えを起こし、3000万支払うことで和解している。女側だけが損をする「浮気」問題。

ベッキーと浮気と報じられたゲス川谷も妻とは週刊誌に別れないと報じられた。そして女側のベッキーは芸能界を休止に追い込まれ、CM各社に約8億もの賠償金を支払うと報じられている。

浮気はお互いが悪いことなのに、女側があまりにも被害が大きく、考えさせられる映画になっている。



・映画との実話の違う点
事件は不倫相手の自宅を放火しているが、映画内では行われていない。そして、映画で誘拐することも実際では起こしていない。

・映画ネタバレ
希和子と薫(誘拐された子供)は逃亡生活を送りながらも幸せに過ごす。
しかし、誘拐されたとして薫の顔写真を新聞に公開されてしまう。そして、居場所がばれてしまい、薫と引き離されてしまった。



月日が流れ。
大人になった薫は恵理菜と名前をかえ、希和子と同じく不倫していた。
そして同じく妊娠し中絶をさせられる。

希和子に会いたいと15年前撮った希和子の写真を手掛かりに岡山の港へ。
手掛かりが写真1枚だけでは探し回ったが見つからない。休憩するためお店に入ると希和子が働いていた。しかし、二人とも変わってしまって気づかずに店を出てしまう。だが、テーブルに残されていた写真を見つけ薫と気づいた希和子は慌てて後を追う。

しかし、薫のその姿はもう見えなくなっていた所で映画は終わっている。





・キャスト
秋山恵理菜=薫 井上真央

野々宮希和子 永作博美

安藤千草 小池栄子

秋山恵津子 森口瑤子

秋山丈博 田中哲司

沢田久美(エステル) 市川実和子

沢田雄三 平田満

岸田孝史 劇団ひとり

エンゼル 余貴美子

タキ写真館・滝 田中泯

沢田昌江 風吹ジュン

ラストの動画 

1:

899:
この映画は印象深かった
見た映画の中で1,2位を争う名作だ
ちなみにもうひとつの方はカラスの親指

920:
何度観ても泣けるわ
切ない

928:
評判がいいね

929:
恵津子は自業自得
自分の娘があんな事になったのなら尚更娘に愛情を注いで育ててやるべきだった
それを娘に八つ当たりして更なるトラウマを植え付けてしまった
希和子にストーカー紛いの事してる辺りからキチガイだとは思っていたよ
たぶん誘拐事件がなくても家族関係が良好になることは無かっただろう
夫も不倫するような屑だしね

930:
>>929
あのー
不倫は文化なんですけどw

943:
永作博美ってメイクが変わっただけで、かなり印象が変わることにこの映画で初めて知った。

947:
でも、やっぱり話が重いわ。
見た後から1日中、すっきりしないもやもや感が残った。
不倫は良くない。

961:
映画のワンショットシーンでないが、映画パンフレットのメイキング写真で、海岸で遊ぶ薫を見つめる希和子の姿はなかなか良い
ある意味、マリア様を醸し出してる

963:
>>961
あの優しい笑顔はいいシーンだよね
子を愛おしむ雰囲気が伝わる

964:
演技ゆえ嘘つきが巧い女優なのか地なのか、永作博美という人は理解しにくい

965:
この映画で邦画が好きになった

968:
森口瑤子は井上真央のお母さん役で出てたけど、
僕の初恋を君に捧ぐでも母ちゃん役で出てたよな

976:
永作に共感できない。から最後までアッソとかしか思えん
まおや小池の方がもっと見たかった

984:
ドラマ版と違って恵理菜と希和子の再会シーンが無かった

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