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2016年3月17日(木)放送、テレビ朝日系・実録ドラマスペシャル女の犯罪ミステリー「福田和子 整形逃亡15年」
19時00分~20時54分


14年と340日に及ぶ逃亡生活を送り、時効まで21日前に逮捕された悪女・福田和子。
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1982年に起こしてしまったホステス殺人事件。
現在では殺人事件の時効はなくなったが、当時は時効があり15年。時効寸前まで整形を繰り返し、日本各地を転々とした事件。その全貌を寺島しのぶが福田和子を演じ、実話をもとに再現される。


放送されるにあたって、実際に起こした事件、逃亡劇を先行して紹介したい。


・相関図
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・ドラマあらすじ

大手出版社の『週刊フォーラム』編集部に配属された新入社員の如月夏希(松岡茉優)は、編集長の勝矢真司(安田顕)から、ある企画の取材を命じられる。

『女の犯罪ミステリー 福田和子』
ファッション誌への配属を希望していた夏希にはまるで興味のない題材だったが、“魔性の女”、“美容整形”、“逃亡生活15年”といった稀代の犯罪者、福田和子を彩る刺激的な言葉が夏希を触発。さっそく和子の足跡をたどる旅へと出かける…。

愛媛・松山――事件はこの場所から始まる。
昭和57年。34歳の福田和子(寺島しのぶ)は、松山の高級クラブでホステスとして働いていた。身なりのいい客たちが静かに酒を飲む落ち着いた雰囲気の中にあって、豪快で気取らず人懐こい接客をする和子は異彩を放っていた。
絶世の美女というわけではないものの、愛嬌と独特の凄みを持つ和子は、他のホステスたちの目も気にせず、むしろ当てつけるかのように客と戯れてみせる。だが、そんな自由奔放な和子にも敵わない相手がいた。客の目を引きつけてやまない美貌の持ち主、この店ナンバーワンの愛こと高山芳江(木村佳乃)だ。客から高価なプレゼントをもらい指名の絶えない芳江を、和子はどうしても視界から外すことができなかった…。  


そんな和子も、家に帰れば夫と4人の子どもを抱える一介の主婦。
夫婦仲は良く、幸せな家庭を築いていた。だが、同時に愛人もいた。それも複数。家のローンに加え、愛人との密会にかかる金を工面するため、和子は夫に内緒で闇金融から多額の借入を重ねていた。いよいよ首が回らなくなった和子は、芳江の家を訪ねていく…。


瀟洒なマンション。家具も調度品も豪華なものばかり。高価な着物や宝石など、客からの貢物で溢れている芳江の部屋で、和子は適当な嘘の理由を作り、金を無心する。しかし、芳江は自分も自身の店を出すための資金が必要だと言って、和子の依頼を拒否。おわびにと、和子に酒を振る舞ううち…。  


無防備な芳江。数々の高級家具や調度品を見つめる和子。そこに、魔が差し…。
和子は手近にあった帯締めを掴むと、芳江の首に巻きつけ絞殺。遺体の搬出と山中への遺棄には夫・俊次(滝藤賢一)に手伝わせ、芳江の預金は親類に頼んで全額引き出し、さらに家具など調度品は愛人・五十嵐忠(眞島秀和)との愛の巣に運び込むという荒業をやってのける。  


しかし、芳江殺害から5日後。自宅に警察らしき相手から電話がかかってくる。とっさに子どもの声音を使い居留守を装った和子は、その晩、親類に会いに行くと夫に嘘をつき、愛媛から姿を消す。こうして、気の遠くなるほど長い、和子の14年と340日に及ぶ逃亡生活が始まる――。

公式サイト
http://www.tv-asahi.co.jp/jitsuroku/




・実話の事件概要


1982年8月19日。
愛媛県松山市のマンションで、福田和子が務めていたホステスの同僚を殺害。当時、結婚していた夫に死体遺棄と家財道具を運ばせている。家財道具を運ばせて先は、付き合っていた愛人との部屋。そして、親せきを騙し、被害者の通帳から現金74万を引き出させた。

勤務先のクラブが被害者と連絡取れなくなった事で、自宅を訪れると部屋にあったものがほとんどなくなっていた。当初、夜逃げかと思ったが、警察に通報。警察の聞き込み調査に寄り、マンションの大家が福田和子らが家財道具を深夜に運び出していたことを目撃していたと証言を得る。


警察は福田和子が事件に関係している人物と断定するが、逮捕に踏み切るが初動捜査で決定的なミスをしてしまう。




逮捕に踏み切る前に、福田和子の家に電話を入れ、福田和子が在宅しているか確認をしていた。この電話の最初の「もしもし」で、福田和子は咄嗟に警察からだと察知。幼い言葉で娘を装ったのだ。そして、「お母さんはいないです。松山(勤務先)からもうすぐ帰ってきますよ」となりすまし、電話を切る。これで警察は松山にいると信じ込んでしまったのだ。
福田和子は逃亡を決意するが、悟られないよう普通に家族の食事を準備。親戚に不幸があったと告げ、バック一つだけもってタクシーで駅に向かい、そこからフェリー乗り場に向かった。(この時、途中で警察が検問をしているのを確認している)


ここから長い逃亡生活が始まる。


その日の午後11時、旦那は死体遺棄の共犯者として逮捕。取り調べで死体遺棄の場所と家財道具を運んだ部屋も自供した。その頃、福田和子は石川県金沢市にあるスナックで働いていた。この場所を選んだ理由は特になく流れ着いたという感じだった。

整形をして小野寺忍と名乗り、ホステスで働く姿は非常に明るかったという。店の常連客には、自身のことを京都の料亭の跡取り娘と偽り、旦那の暴力で逃げてきたと嘘をついていた。そして、その男性と関係をもち同棲生活を始めていた。



逃亡してから39日目がたった、1982年10月2日。
愛媛でいた愛人に連絡を入れている。愛人は警察に事情聴取されており、高井はつ美と名乗っていたのは偽名で、結婚して子供がいることを知らされていた。その時、福田和子は大阪まで来ており、公衆電話から通信記録が残るように電話をしていた。警察が捜査しているので、潜伏先を大阪だと思わせるための偽装行為だったのだ。福田和子は自宅にも電話をかけており、離婚届を送るという内容の電話のやり取りをしている。実際に離婚届も大阪からだして、潜伏先のかく乱を行った。この時の音声が公開捜査番組で何度も流れ記憶に残っている人もいるだろう。






「私も悪知恵働くんでね。切るよ。本当に。危ない危ない。逆探知されたら困る」


したたかな一面をのぞかせるセリフに日本は震撼し、福田和子の悪女のイメージが焼き付いた。


石川県でのクラブで働きながら、同棲生活をしていた福田和子にある出会いが訪れる。クラブに石川県にある。100年続く老舗の和菓子屋の若旦那が客として訪れる。跡取りだとしった福田和子は、その男性に猛アタックを開始。当時、男性は結婚をしていたのだが、福田和子と愛人関係になる。福田和子はあっさり同棲していた男性を捨て、経営者の男性に乗り換えたのだった。


前の男性と住んでいた部屋から家財道具を引き払い、若旦那に華世と名乗り、家財を部屋に運び入れ同棲生活を開始する。しかし、その部屋を前の同棲相手が探し出し、関係修復を懇願される。これにより、福田和子は二股同棲生活を送ることになる。




1年間にも及ぶ二股生活に終止符を打ったのは、若旦那が妻と離婚し子供を引き取るから、和菓子屋で世話をしてくれないかと頼まれ、二つ返事でOKをだし、もう一人との関係を絶ち、若旦那の内縁の妻として入る。
この時1985年5月5月。逃亡生活ももうすぐ3年を迎えようとしていた。

和菓子屋で女将さんという立場で働く姿はとてもまじめで、従業員に慕われていたという。 ようやく安定の場所を見つけたと思った福田和子は、若旦那の前妻の子供たちを見て、自分の息子に会いたくなってしまう。



1986年9月10日、福田和子は全国指名手配中にも拘わらず、愛媛県に戻ってくる。自分の息子に会うための行動だった。そして、自宅に電話をかけ、息子に会いたいと告げ、待ち合わせをした。整形していた福田和子だったが、息子はすぐに母親とわかったそうだ。そのまま福田和子は息子を連れて石川県の和菓子屋に連れて帰り「甥っ子で行くところがない」と説明し、住み込みで働かせてもらうようにお願いする。若旦那は了解し、そのまま働くことになった。


なぜここまで大胆な行動ができたのか?
福田和子は偽装工作を行ったことで警察は大阪に潜伏していると睨んで捜査していると確信していた。そして、逃亡した愛媛に戻ってくるなんて想像もしていないだろうと考えたのだ。案の定、愛媛県まですんなり行くことができたのだった。



和菓子屋で働いて3年たった1987年12月。
若旦那は和子に正式に結婚を申し込む。しかし、京都の料亭の跡取りと嘘をついていたため、戸籍を出すことができず、返事を曖昧にしていた。さすがに若旦那や親族が不審に感じ始めたその時、偶然見つけた福田和子の指名手配を見つけ疑惑が募りだす。
若旦那の親族が、福田和子の息子のバックから免許証を見つけ出すと、その住所・本籍が愛媛県になっていたことで確信に移り変わることになる。

すぐさま警察に通報し、1988年2月12日。
福田和子が公民館で通夜の準備をしているところを警察が捜査に訪れる。この時、中で準備をしていた福田和子が、外にいた受付に警察らしい背広の男性数人が話しかけているのを目撃。すぐさま、裏口からサンダルに自転車という格好で息子を残し逃走を図った。警察は再びニアミスをしてしまったのだ。


その後の福田和子は、愛知県名古屋市にあるラブホテルの清掃員として働いていた。
倉本かおると名乗るが、同僚と休憩時間にやっていたワイドショーの福田和子の事件を見て「あんた似てるわね」と言われ、否定してすぐやめることになる。辞めた後、その同僚に偶然会ったふりをして「これから下呂温泉にいく」と切符をみせ、再び偽装工作を行った。これにより、警察がこのラブホテルの従業員に行方を聞き込みしたところ、下呂温泉と答えている。

実際は、名古屋駅前の違うラブホテルで清掃員として働くという、肝の据わった逃走劇を行った。警察はまさか、近場の名古屋駅にいると思わず、再び足取りを見失ってしまう。




1988年8月1日、死体遺棄容疑の時効成立。これにより、殺人罪の時効15年となる。




その後の福田和子は、警察は全く手掛かりがつかめなかった。
1996年までの約8年間は整形を繰り返し、3か月以上同じ町にとどまることをしなかった。北は北海道から南は山口県下関まで、全国各地を転々と移動し、1996年8月、福井県に福田和子が会わられる。この時、年齢は49歳になっており、時効まで1年を切っていた。


福田和子は化粧品販売員と称し、中村ゆき子と名乗っていた。
今まで3か月ととどまらなかった福田和子は、すでに9か月この町に住んでおり、もう逃げ切れると過信していたのだった。仕事の帰りに立ち寄っていた小料理屋の常連になっていた福田和子は、この店の女将と親交を深めていた。一方、女将は福田和子に似ていると疑惑が浮上し始めていた。今ままでの福田和子なら、気配を察知していたのだろう。度重なる逃亡生活に疲れ、時効まで2か月をきっていたこともあり、仲良くなった女将が裏切るはずがない」という初めて信頼をしていたのだ。


しかし、女将は疑惑が確信に変わり警察に通報していた。
警察は福田和子本人か確認するため慎重になっていた。そこで、店の中の物から指紋採取をすることを提案。女将は、カラオケをするときにマラカスをよく触れることを知り、福田和子に触れさせ、指紋をとることにした。

しかし、この日以降、福田和子は店に来なくなってしまう。
察知されてしまったと感じた女将だったが、1997年7月27日、偶然道端で福田和子と遭遇。大阪に仕事で行っていたと告げられ、「明日お店に行く」と話す。この時、福田和子には婚約者がいた。その婚約者は、仕事で海外に行っており、来月結婚すると聞かされる。


来月の8月19日は福田和子の時効成立が決まる日だった。


福田和子と別れた女将は、警察に通報。
次の日の7月28日。言われた通り、指紋採取のために福田和子が触るであろうビール瓶やコップ、マラカスを綺麗にふき取って準備して待ち構えた。

今まで用心深い福田和子だったが、結婚が決まっていること。時効寸前という事もあり、酒が進み泥酔していたという。この時の会話で「福田和子に似てるって言われるんよ。似てないよね?」と事件に触れる発言をしている。泥酔した福田和子が店を出るとき、女将は「疑ってないよ」と声をかけたそうだ。その時、また明日来ると約束している。



女将は指紋を採取したコップなどを警察に届ける。
次の日の7月29日、再び福田和子が現れる。その時に、警察からお店に電話が鳴り、指紋鑑定した結果、福田和子本人だと告げる。女将は福田和子に悟られないように平常心を装い、警察から「福田和子は今、店にいますか?」という質問に「はい」とだけ答えた。


すぐさま警察は出動。
一緒に店にいた常連客が、タバコを買い行くふりして外に出て、警察が待機しているのを確認し、中に福田和子がいると告げる。そして、店から出てきた福田和子に警察が取り囲み、福田和子と確認して逮捕されることになる。



愛媛の自宅を出て、14年344日に福田和子の逃亡劇は終焉を迎えた。

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・その後の福田和子

逮捕された愛媛県に移送される福田和子を撮影しようと、新幹線にマスコミが殺到。ヘリまで出動し、ワイドショーは連日福田和子の事件を取り上げた。

裁判では無期懲役の判決が下される。しかし、不服とした福田和子は控訴しするが棄却され、最高裁でも無期懲役が確定した。そして、2005年2月。服役中の刑務所で、くも膜下出血で倒れ緊急入院。しかし、手術は行われたが手の施しようがなく、57歳でその生涯を閉じた。





・福田和子の息子の現在


福田和子の息子は、和菓子屋を辞めている。製造工場で働き、独立。現在は結婚をし子供がいると、福田和子の裁判の時に明かしている。




・福田和子が働いていた和菓子屋
石川県能美市根上町にある和菓子屋だが、店名は公開されていない。働きっぷりは、お客に評判がよく、ホステス経験が活きていたようだ。福田和子がきてから、業績は上がっており、接客業の商才があった。

地元の巨人で活躍した元メジャーリーガー松井秀喜も面識があったようだ。福田和子が逮捕されたとき松井秀喜がインタビューで答えており「綺麗で明るい人だった」と印象を語っている。

福田和子がいなくなって一番つらいのが若旦那だったのだろう。


・キャスト

福田和子(ふくだかずこ)寺島しのぶ
『松山ホステス殺害事件』の犯人。夫と4人の子どもを愛媛県に残し逃亡。数々の偽名を使い、美容整形を繰り返して別人になりきるなど、大胆な嘘を塗り重ねながら15年に及ぶ逃亡生活を送り、時効寸前に逮捕された。絶世の美女というわけではないが、愛嬌に加え独特の凄みがある。


如月夏希(きさらぎ・なつき)松岡茉優
『週刊フォーラム』編集部に配属された新入社員。ファッション誌希望の夏希にとっては不本意な配属だったが、勝矢の指示で福田和子事件を取材するうちに、記者としての自覚が芽生えていく。


勝矢真司(かつやしんじ)安田顕
『週刊フォーラム』編集長。夏希に福田和子事件の取材を命じる。


福田俊次(ふくだしゅんじ)滝藤賢一
和子の夫。和子がさまざまな顔を持つことなど欠片も知らず、良き妻であり、良き母である和子を愛している。


とみ子(とみこ)キムラ緑子
福井県にあるおでん屋の女将。常連客の女性が和子と気づき通報。時効直前の逮捕劇につながる。


福田貞夫(ふくださだお)中村倫也
和子の長男。和子は逃亡中も彼に連絡を取り続け、石川県で素性を隠して暮らしていた老舗店にも、自分の親戚と偽って呼び寄せるほどに、強い愛情を注いでいた。


五十嵐忠(いがらしただし)眞島秀和
松山時代の和子の愛人の一人。和子に家庭があることを知らず、和子を高松の良家の子女と信じていた。


渋川斉一郎(しぶかわせいいちろう)杉本哲太
石川県にある老舗店の主人。金沢に逃亡した和子と知り合い、和子と夫婦同然の生活を送る事に。


高山芳江(たかやまよしえ)木村佳乃
和子が勤めていた松山にある高級クラブのナンバーワンホステス。源氏名は愛。
事件の被害者。


当時のワイドショー
1:

4:
アブナイアブナイ

7:
松井秀喜が会ったことあるらしい

8:
>>8
菓子店で働いてたらしい

11:
ずいぶん長い間、交番の手配写真に載ってたよね。

15:
福井だと潜伏しても目立つように思うが・・・

45:
捕まるようなヘマはしないわ。切るよ。危ない。危ない。

101:
女は強いね・・

106:
整形した時の顔がトラウマになった

143:
あぶないあぶない

147:
当時この事件のニュース見て何か凄い怖かった。

152:
>>147
オレもだ…。逮捕された時ちょうど中一の夏休みの頃で、ワイドショーで報道されまくってて怖かった。
顔写真が写るとまともに画面見れずに顔をすくめてた。

155:
哀愁漂うね…
本当奥村チヨの歌の世界。。泣けてくる。。。
こんな生き方しか出来ない人間も居るんだよね。
生きてたら酒呑みたいゎ。

172:
時効成立寸前に、行きつけの店に顔を出さなければ良かったのにね。
もっと大人しくしておけば・・・

912:
逃げ延びて欲しかったな

913:
すぐに自首して罪を償えば幸せな人生も送れただろうに
哀れな女だ

951:
裁判の時息子が出廷して「こんな母でも僕にとっては優しい母でした」と号泣したんだよね。
これは演技でしょうか?
息子は中々の球だろうね。

981:
結局、和子は何故ホステスを○したんだろうね?

982:
自分のなじみ客を取られた嫉妬とかじゃないの?それから金の貸し借り

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