2016年9月23日(金)放送、TBS系列「爆報!THEフライデー」
19時00分~19時56分


日本最高学府・東京大学の最大の黒歴史「光クラブ事件」


毎年、約50万人のセンター試験の中から上位3000名の選ばれた人しか入れない東大。その東大で「史上最も天才と言われた男」山崎晃嗣(やまざきあきつぐ)の大事件「光クラブ事件」を爆報THEフライデーで真相を公開。


いまだ謎が多い天才・山崎晃嗣の行動、言動を当時の映像と直筆のノートから謎を解く。




・光クラブ事件とは

1948年、東京大学の学生による「闇金融起業」

その主犯格であった山崎晃嗣の「アプレゲール犯罪」(道徳観を欠いた無軌道な若者 による犯罪)で世間を騒然とさせた。

山崎晃嗣
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・事件内容

1948年9月(昭和23年)、東大生の山崎晃嗣(やまざきあきつぐ)は、友人の日本医科大生三木仙也とともに貸金業「光クラブ」を東京中野の鍋屋横丁に設立。社長は山崎、専務は三木、常務は東大生、監査は中大生であった。周囲の目を引く画期的な広告を打ち、多額の資金を調達することに成功。集めた資金を商店、企業などに高利で貸し付けた。学生、それも東大生が中心となって経営を行っているということが業界で注目され開業4ヶ月後の1949年(昭和24年)1月には、資本金400万円、社員30人を擁する会社にまで発展する。


しかし、同年7月4日に山崎が物価統制令違反で逮捕(後に不起訴)されると同時に出資者らの信用を失い、業績が急激に悪化。
その後、名称のみ変更してさらに資金を集めようと図るも成功せず、株の空売りで最後の資金調達を試みるがこれに失敗、11月24日深夜、約3000万円の債務を履行できなくなった山崎は、債務返済の前日、本社の一室で青酸カリをあおり、下記の遺書を残して服毒自○した。その僅か数日後、山崎の株は大暴落した。


参照wiki


・山崎晃嗣の人物像

山崎は、医師・木更津市市長だった山崎直の五男。
1923年10月、木更津市に生まれる。旧制木更津中(現・千葉県立木更津高等学校)から一高を経て1942年に東京帝国大学法学部に入学するが、学徒出陣により陸軍主計少尉に任官。北海道旭川市の北部第178部隊の糧秣委員として終戦を迎える。戦時中、上司の私的制裁により一高時代の同級生を亡くすが、上官の命令により秘密にさせられた。

陸軍主計少佐だった終戦の際、上官の命令で食糧隠匿に関与するが、密告によって横領罪で逮捕。上官を庇って懲役1年6ヶ月・執行猶予3年の判決を受けるが、尋問時に警察から虐待された上、事前に約束された分け前に与ることが出来ず、同級生の死と共にこの事件の深い失望や虚無感が後々の山崎の人生や「人間はもともと邪悪」と記された彼の遺書に影響する。

参照wiki




第二次大戦後、日本は軍国主義から民主主義になったばかりの1948年に起こった光クラブ事件。

この事件は、多くの作家が推理小説の題材にしたほど有名な事件として記録されている。
光クラブ事件の首謀者・山崎晃嗣は多くの出資者から集めた資金を元に「高利貸し」を営んで事業を拡大、私生活は、当時では珍しい外車を乗り回し、愛人を何人も作って派手な生活を送っていた。


似たような事件では、ホリエモンのライブドア事件なら記憶に新しいだろう。

ホリエモンは1996年に東大を中退しているが、在学中に当時インターネットが普及し目をつけ、いち早くホームページ制作・管理運営を行う有限会社オン・ザ・エッヂを設立。急激に会社を成長させた。2002年、経営破綻した旧ライブドアを買い取ったことから投資家としての才能を開花させていった。

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・ライブドア事件

ホリエモンは企業買収に力を入れていた。

プロ野球球団や800億を借り、フジテレビまで買収しようとした。(当時は日本放送が親会社でフジテレビが子会社、子会社が親会社より大きく、規模が小さい親会社の株を買い占めれば、少ない資金で規模が大きい子会社までの経営まで関われるという問題)しかし、2006年1月16日、証券取引法違反容疑で逮捕。ライブドアの粉飾決済で実際より会社の経済状態をよく見せ、多くの投資家に経済的ダメージ与えた「ライブドア事件」として、世間を騒然とさせた。


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この騒動をきっかけに他の同じような状況に置かれていた企業は慌てて対策。
有名なのがイトーヨーカドー。親会社より大きい子会社セブンイレブンを慌ててセブン&アイホールディングスにした。(現在では同じような事件は起こることはない)


ホリエモンは東大中退という学歴を誇示して資金を集め、最後は身内から粉飾決算を暴露されて刑務所に入ってしまった。




・学生の山崎晃嗣への出資


東大生というだけで、起業が「高利回りの投資」に何千万円も出してしまったなんて、いまでも有り得ないような報道だが、この詐欺事件の山崎晃嗣も堀江貴文と同様に「カリスマ性を持っていた」と考えられる。


時代は、戦後間もない日本。
現在のような物にあふれた豊かな日本になっている未来なんて、当時の人たちには想像もつかなかっただろう。そこに日本最高学府・東大に通う山崎晃嗣が現れ、鋭い感受性と考察の中で、現代社会というものの本質を見通していた。人を引き付ける言動や発想を持っていたのなら「この人物を信じよう」となるのは必然なのかもしれない。


ホリエモン堀江貴文の逮捕前は、テレビに頻繁に出演して「時代の寵児」のような扱いでメディアは取り扱い、ホリエモンの私生活は自家用ジェットで移動したり、派手な遊びをしていた。山崎晃嗣も当時の人にとってみれば「時代の寵児」であり、何人かは胡散臭い部分が多少あって見抜いていたとしても、周囲の人間が山崎晃嗣をともてはやしたので、信用せざる得なかったのだろう。


・山崎晃嗣の最後

山崎晃嗣も結局詐欺行為がばれてしまい、窮地に追い立たされる。一説には、のちに日本マクドナルドや日本トイザらスの創業者となる藤田 田(ふじた でん)に資金繰りに行き詰ま
ったことの相談を持ち掛けたところ「解決することを望むなら、君が消えることだ」と言い放った都市伝説がある。


小説の中なので、実際に本当なのかわかっていないが、山崎晃嗣はその後に自ら命を絶っている。



今夜の放送では、今まで語られてこなかった事件の真相となる遺書、当時のノートを初公開。
さらに、光クラブの実態にも迫る。






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