9月28日に「テロ」と騒がれた東京都新宿区の西武新宿線高田馬場駅の異臭事件。



その異臭の犯人・塚越裕美子による催涙スプレーだったことが9月29日放送された「ヒルナンデス」のニュースで報じられた。報道の中で、その不審な女は事件前に駅構内を不審にうろついていたことが防犯カメラで確認されており、そして催涙スプレーをかけられた男性が
「不審な女にスプレーを噴きかけられた」と証言していることがわかった。


そして、その犯人の東京練馬区の無職・塚越裕美子36歳が逮捕されたと報られた。


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塚越裕美子のツイッターアカウントが特定されたが、プロフィールの蘭に「アイドル」と明記している塚越裕美子の写真がいくつか掲載されている。動機については塚越裕美子の取り調べの段階という事なので、現時点でははっきりしていない。






・催涙スプレーの所持は違法?


軽犯罪法では、「正当な理由がなく、刃物、鉄棒その他人の生命を害し、又は人の身体に重大な害を加えるのに使用されるような器具を隠して携帯すること」を犯罪になり、逮捕の対象になる。


なので、催涙スプレーを所持することに「正当な理由」がない場合は逮捕できる。

催涙スプレーも軽犯罪法で定める「他人に重大な危害を加える恐れのある器具」とされているので、現在の日本の法律では、正当な理由無く所持・携帯する事も認めていない。その「正当な理由」とは、警察官の思い込みで判断するのではなく、「客観的に判断される」ものなので、最終的には裁判になった時に裁判官の判断が結果となる。




警察官も検挙率を挙げたいがために、催涙スプレー、カッターナイフ、工具を相応しくない人物が持っていると「軽犯罪法」違反で、現行犯逮捕してしまう。
検挙され逮捕されたようが、「軽犯罪法」などの違反の「犯罪者」と決まったわけではなく、裁判で有罪判決が確定するまでは、犯罪者ではない。


ちなみに「護身用」は正当な理由にならない。

護身用として催涙スプレーを持っていたことを「軽犯罪法」違反に問われ、最高裁まで争い、正当な理由として認められた判例もあるので、今回の異臭事件がテロ行為なのかはっきりは裁判での判決が出るまではわからない状態。


実際に使用する・しないに関係なく、職務質問を受けて、所持・携帯が発覚した場合は、軽犯罪法違反の現行犯として検挙される可能性は高い。



・正当な理由の判例


 1 軽犯罪法1条2号にいう「正当な理由」があるとは,同号所定の器具を隠して携帯することが,職務上又は日常生活上の必要性から,社会通念上,相当と認められる場合をいい,これに該当するか否かは,当該器具の用途や形状・性能,隠匿携帯した者の職業や日常生活との関係,隠匿携帯の日時・場所,態様及び周囲の状況等の客観的要素と,隠匿携帯の動機,目的,認識等の主観的要素とを総合的に勘案して判断すべきである。


http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=37481

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