2016年10月26日(水)放送、テレビ東京「証言者が激白!あの事件の知らなかったコトSP」
21時00分~22時48分



2008年6月8日に東京都千代田区外神田(秋葉原)で発生した通り秋葉原無差別殺傷事件。

白昼の歩行者でにぎわう日曜日の交差点にトラックで突入。そのトラックに乗り込んでいた加藤智大は、無差別に襲い、10人が重軽傷を負わせるという大事件となった。

その現場にも人々を救おうとした「タクシードライバー」「医師」「自衛官」そして、テレビ初となる「犯人を逮捕した警察官」の証言を元に再現ドラマとして今夜放送。

日本中を震撼させた犯人・加藤智大はどうしてこんな事件を犯したのか?

事件当初、マスコミやワイドショーでは加藤智大が書き込んだと思われる携帯掲示板をみて、職場で壮絶なイジメ、差別を受けたこと。そして、加藤智大が母親に受けた虐待についても真相が公開される。


加藤智大03

・事件内容

2008年(平成20年)6月8日に東京都千代田区外神田(秋葉原)で発生した事件。10人が負傷(重軽傷)した秋葉原無差別殺傷事件と呼ばれる。

12時30分過ぎ、東京都千代田区外神田四丁目の神田明神通りと中央通りが交わる交差点で、元自動車工場派遣社員の加藤智大(当時25歳)の運転する2トントラック(いすゞ・エルフ)が西側の神田明神下交差点方面から東に向かい、中央通りとの交差点に設置されていた赤信号を無視して突入。

トラックは交差点を過ぎて対向車線で信号待ちをしていたタクシーと接触して停車。周囲にいた人々は最初は交通事故だと思っていたが、トラックを運転していた加藤智大は車を降り通行人や警察官など10人に重軽傷を負わせた。


参照wiki


・加藤智大は、事件前の行動を掲示板に書き込みしていた



■■■■6月5日■■■■

06:17 作業場行ったらツナギが無かった/辞めろってか/わかったよ

11:51 犯罪者予備軍って、日本にはたくさん居る気がする

12:05 「誰でもよかった」/なんかわかる気がする

12:32 東京の道路って面倒くさい

12:33 トラックで行くのは無謀かもしれん

■■■■6月6日■■■■

01:44 あ、住所不定無職になったのか/ますます絶望的だ

02:54 工場で大暴れした/被害が人とか商品じゃなくてよかったね

02:55 それでも、人が足りないから来いと電話がくる/俺(おれ)が必要だから、じゃなくて、人が足りないから/誰が行くかよ

 同  誰でもできる簡単な仕事だよ

03:00 別の派遣でどっかの工場に行ったって、半年もすればまたこうなるのは明らか

03:07 仕事に行けっていうなら行ってやる/流れてくる商品全部破壊してやる

03:09 彼女がいれば、仕事を辞めることも、車を無くすことも、夜逃げすることも、携帯依存になることもなかった/希望がある奴(やつ)にはわかるまい

03:10 で、また俺は人のせいにしてると言われるのか

 同  いつも悪いのは全部俺

05:04 出勤時間になると目がさめてしまう/もう行かないんだから寝かせてくれ

06:41 とりあえず出発しよう

07:06 飛び込み自殺で東海道線がとまりました/何もかもが私の邪魔をします

08:10 三島まで出れた

08:15 こだまに乗れる/名古屋に1016着予定で、乗り換え5分でひかりに

09:46 こっちまで電車で来たのは、トヨタの期間工に応募して落ちたとき以来だ

10:35 米原で乗り換えだ

10:37 長良川超えた/堤防でいちゃついてるカップル、流されて死ねばいいのに

11:14 買い物/通販だと遅いから福井まででてきた

14:39 店員さん、いい人だった

14:42 人間と話すのって、いいね

17:59 三島ついた

20:30 うん/長旅だった

20:49 ナイフを5本買ってきました

■■■■6月7日■■■■

06:37 さあ出かけよう

08:03 今日は秋葉原/お金をつくりに行く

09:14 隣の椅子(いす)が開いてるのに座らなかった女の人が、2つ隣が開いたら座った/さすが、嫌われ者の俺だ

10:45 秋葉原ついた

11:41 定価より高く売れるソフトもあった

13:14 レンタカーに空きがなかった/トラックじゃ仕方ないかも

13:43 さあ帰ろう/電車に乗るのもこれが最後だ

15:35 大きい車を借りるにはクレジットカードが要るようです/どうせ俺は社会的信用無しですよ

16:01 小さいころから「いい子」を演じさせられてたし、騙(だま)すのには慣れてる/悪いね、店員さん

16:03 無事借りれた/準備完了だ

19:36 「死ぬ気になればなんでもできるだろ」/死ぬ気にならなくてもなんでもできちゃう人のセリフですね

20:34 もっと高揚するかと思ったら、意外に冷静な自分にびっくりしてる

20:53 中止はしない、したくない

■■■■6月8日■■■■

05:21 車でつっこんで、車が使えなくなったらナイフを使います/みんなさようなら

05:44 途中で捕まるのが一番しょぼいパターンかな

11:45 秋葉原ついた

 同  今日は歩行者天国の日だよね?

12:10 時間です
http://www.asahi.com/special2/080609/TKY200806090216.html




・加藤智大の動機

加藤智大は、運動神経もよく、中学時代には県のテニス大会で3位。

頭もよく、クラスの中でも女子から人気で二人の女性と交際、一目置かれていた。大人になってからも女友達も多く、職場でも「兄貴的存在」で親しまれていた。就いていた警備員時代は、100人を統括する立場だった。
加藤智大04

警備員を辞めてから、携帯電話で掲示板を見つけ、ネット上の友人ができ、仕事以外の時間はすべて掲示板依存になっていく。
 


次についた職が、派遣で埼玉県の自動車工場。
仕事で部品の整理の仕方を正社員に提案したら「派遣は黙ってろ」と言われ辞め、次についた職も人付き合いはほとんどなかった。そんな時期にこの事件を起こしている。


直接のきっかけは、掲示板の嫌がらせ。

心のよりどころにしていた掲示板で「荒らし」をうけ、加藤智大は犯行を決意している。
加藤智大の動機は、「会社でも掲示板でも自分がいる場所がなくなり、犯行に及んだ」と身勝手で同情の余地は無い事件とされている。




・加藤智大の母親のしつけ

加藤智大は幼少の頃から母親による厳しいしつけを受けてきた。

弟の証言によると、加藤家ではビデオゲームは週に一度土曜にわずか1時間。中学の卒業文集に出ていた「テイルズ オブ デスティニー」は3番目に買ったもの、漫画や雑誌なども読んだことがなかったという。

他にも厳しいしつけを母親から受けている。

・九九を間違うと風呂に沈める
・食事が遅いと床にぶちまけ食わせる
・泣くと口にタオルを詰める
・不平不満を口にすると、2階の窓から突き落とそうとする
・友人の家に遊びに行くのも家に呼ぶのは禁止
・見ていいテレビ番組は2つ
・将来の夢(中学時代にしていたテニスでプロになる)を全否定

・欲しいものは「なぜほしいのか?」作文で提出。その作文の検閲、その際10秒以内に質問に答えられないとビンタ、作文を1字でも間違えたら全部書き直し

・泣くたびにカードにスタンプを押し、10カ所埋まると蒸し暑い屋根裏部屋に閉じ込める

・しつけで雪が降る外で、下着姿の加藤智大を何時間も立たせる



加藤智大はオタクだが、友人関係を維持するために相手に合わせて特定の人格を演じており、「オタクで生身の女性に興味がないキャラ」は友人関係の中だけ。それを維持し、笑いを取るためのネタにしていたにすぎなかった。


加藤智大は、昔からオタクという報道でのイメージで他人と交流する事を一切しないように報じられていたが、実際は友人をいたし、女友達も多かった。




しかし、母親の厳しいしつけは、家での加藤智大は地獄のような日々。
常に完璧なものを求めた母親のしつけが、加藤智大に大きな影響を与えたとして第一審の東京地裁では、「母の養育方法が加藤の人格形成に影響を与えた」と認定されている。

加藤智大02

事件は加藤智大が単独の犯行で親は無関係。幼少期の家庭環境が影響していたとしても、母親が「犯行を幇助した」或いは「教唆した」なら話は別だが、無関係な者にまで刑事責任は及ばない。

見方を変えれば、教育熱心な母親で、おかげで加藤智大は進学校でもある青森高校に入れた。(入ってから落ちこぼれた)


母親自身、大学受験失敗して、子供達への期待は凄かったのだろう。母親に愛されようと加藤智大は頑張ったが、期待に応えられずに捨てられた気持ちが強く感じられる。父親は信用金庫に勤めていた銀行員で、加藤智大が困った時にお金を出してくれたという。


現在、加藤智大の両親は直ぐに離婚、現在は別々に暮らしてる。加藤智大は面会や差し入れは一切受け付けていない。弟は自らこの世を去っている。
加藤智大01


加藤智大は、一体どうしてもらいたかったのか?


それでも加藤智大の事件には、母親が泣いて報道陣の前で謝罪した。

今夜の放送では、加藤智大の母親の壮絶なしつけの内容をドラマ仕立てに公開。
事件当日を再現し、なぜ加藤智大が事件を起こしたのか?事件を振り返る。






1:

1: