矢野富栄

12月16日、7年前に起きた島根女子大学生の平岡都さん事件に急展開を迎えた。



2009年当時、島根県立大学に通う平岡都さん(当時19歳)が、島根県浜田市のアルバイト先から帰宅する途中で行方不明になり、事件に巻き込まれた。

警察は100人もの捜査員を動員し、周辺の捜査、聞き込み調査など行ったが犯人の手がかりが全くなかったのにも関わらず、事件2日後に山口県内の高速道路で交通事故を起こしていた矢野富栄さん当時33歳の会社員の所持していた遺品のデジタルカメラ、行方不明の後に撮ったとみられる平岡都さんの写真が残っていたことで、犯人と断定し書類送検を決めた。



なぜ、今頃になって平岡都さんの犯人は矢野富栄さんと断定したのか?


冤罪の可能性がある矢野富栄さんの名誉のために、警察の実態を紹介する。


■目次

犯人とされた矢野富栄さんと平岡都さんの関係
事件当初の矢野富栄さんは犯人ではなかった?
犯人は矢野富栄さんではない?
矢野富栄は冤罪?


犯人とされた矢野富栄さんと平岡都さんの関係




平岡都さんが行方不明になった当時、島根県益田市に住んでいた矢野富栄さん。


事件現場からも近いし、矢野富栄さんの自宅の部屋で撮ったと見られる平岡都さんが、行方不明後に映っていたということで、犯人と断定し、7年の歳月を費やし、事件解決へと向かっている。


なぜ、今頃になってその写真がでてきたのか?



当然、交通事故を起こして、事件後すぐに写真を確認できていたはず。

なぜ、7年も時間がかかったのか?


矢野富栄さんは事故で亡くなっているため、何とも言えないはず。
みず知らずの人の写真「が何で被疑者のデーターが有るのか?」を問われると、確かに関係性が疑われるのは当然である。事件当時、周辺の聞き込み情報で捜査線上に犯人として浮上していると警察は話しているが、「怪しい」とはいっても、話は聞けるわけではないので、捜査をつづけるしかなかった。


仮に当初から警察が画像を把握できていれば、もっと早く解決していたはず。

理由は不明だが、比較的最近に画像が浮上してたのではないか?と考えられる。





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事件当初の矢野富栄さんは犯人ではなかった?




当時の報道によると警察は、事件後すぐに犯人を絞り込んでいるような報道がされていた。


平岡都さんらしい人がバイト先の駐車場で、「誰かの車に自ら乗り込むところ」を見たという目撃情報があり、これが確からしいと報じられていた。目撃情報で現場近くでベージュのWDの車が目撃され、今はあまりはやらない車種なので、もしこの車が犯人のものならかなり犯人を絞れると報じられていた。



その「ベージュのWD」の目撃情報から、更に絞れることができなかったか。
もう一つの問題として、犯行が巧妙さに、起訴に充分な証拠が集まらなかったとも考えられる。どちらにしても「何らかの事情で顔見知りの犯行」の線が強いと指摘されていた。


さらに「無言電話が事件後にもかかってくる」など、犯人と思われる人物が行動を起こしているので、この人物が犯人だとしたら、事件後二日後に事故を起こした矢野富栄さんは犯人ではないことになる。

矢野富栄さんの車種は不明だが、矢野富栄さんと平岡都さんとの接点は残された1枚の写真のみ。犯人探しを焦って、冤罪を作っているのではいか?とも推測できる。





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犯人は矢野富栄さんではない?




矢野富栄を取り調べや事情聴取はできないし、遺品等の写真のみで、十分で確実な証拠品として、犯人として家族や親族者等にも、納得してもらえる事が出来るのか?が争点になる。


この7年間の間には、多くの警察の冤罪事件、警察官の不祥事。7年経過したのに捜査中全く進展がなかったのに、たった1枚の写真だけで犯人と断定していいものなのか?


過去には、検察側が被告の無罪が確定する真犯人の体液のDNA鑑定結果を隠蔽するという極めて悪質な行為まで発覚している警察、検察が「犯人ではないと分かっていた無実の人を犯人に仕立て上げた」警察・検察のたった1枚の写真で証拠と信じるのか?となるのが普通の感覚になる。




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矢野富栄は冤罪?




今の日本では腐敗した司法を正せる者はいない。

被害者遺族からしたら、犯人を見つけることを望むのは当然だし、昔の捜査技術で逃してた事件も、現在の捜査技術なら確かに引っ掛かるかもしれない。島根女子大学生の平岡都さん事件は、全国的なニュースになり、全国の人が知っている。

だが、DNA鑑定も出来ず、物証や手がかりが少なく、検挙できないからといって「たった1枚の写真」という現代捜査に相応しくない。検挙できない事件が一件でも多く検挙できることは誰もが望むが、「犯人の決め手になった写真ができたのはなぜ?」なんていう認識が出てしまうだけ。




「検挙できない事件」というのは全世界に多く存在する。
理論的には犯人がなんの証拠も残さなければ犯人は逮捕できないので、いくら警察が頑張って仕事してくれていても、100%事件の検挙は無理なのは統計に出ている。


そして、むしろ、そういう事件を無理に解決しようとすると、知障者や前科者などの「怪しい人間」を無理に犯人にしようとして冤罪事件が発生し、過去の冤罪事件にありがちなパターンに陥る。



今回の矢野富栄さんが犯人説は、警察の初動捜査からみても、明らかに「たった1枚の写真」で犯人に決めつけるのは、冤罪を疑われる結果となるのは明白であり、平岡都さんの遺族の方が納得されるかが疑問に残る事件となった。



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