2017年2月1日(水)放送、TBS系列「緊急!公開大捜索’17春」
記憶喪失・失踪者SP
19時00分~21時54分


TBSの公開捜査番組「緊急!公開大捜索SP」第3弾。



2016年3月に某駅前で記憶を失っていることに突然気づいた若者が、失われた自分と家族の記憶を取り戻すため、番組に協力を依頼。  「自分の過去の記憶は知りたいし、一方で怖さもある」 と語り、慎重に進めるなか取材に応じ、新しい手がかりを発見した。


番組内では
森聖仁(もりきよひと)の同級生から連絡が入り、早くも特定できたことでネットが騒然となっている。




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■目次

日本における行方不明の捜索
記憶喪失とは
テレビの公開捜査
森聖仁(もりきよひと)こと田中勇一

日本における行方不明の捜索







一般的に「家出人捜索願」を提出することで捜査が行われると考えられ、警察は、捜索願を提出すると「一般家出人」と「特異家出人」に分類される。




「一般家出人」とは民事に関する家出人のことを指し、成人が自らの意思で家出したり、借金などの夜逃げなどのケースでは捜査は行われない。



「特異家出人」とは幼児、病人、老人など「自分の意思で失踪することが考えられない」者や「事故に巻き込まれた」可能性のある者、 または、「誘拐などの事件に関わり」のありそうな者や、「遺書や日頃の言動から自○の可能性」が考えられる者を指し、このような状況の場合にのみ、 専任の捜査担当者が配置され、大規模な捜索活動や公開捜査が行われる。



つまり、人命にかかわる恐れがある場合だけ、警察では捜索活動をする。


記憶喪失者が事前にそのような行動が見られなかった場合、「捜索願い」が出ていたとしても、警察は捜索していていないのが現状だ。しかも全生活史健忘の記憶障害では、家族に連絡したくても出来ない現状がある。



家出人を発見したときは、捜索願い届出の有無に関係なく、個別の法律に基づいて必要な保護が行われ、家出人捜索願い届出が出ていても、「保護することができる要件に該当しない」ときは、家出人本人の意思に反してまでは保護してくれることはない。





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記憶喪失とは




記憶喪失は、心理学的には「全生活史健忘」という。

その原因には、頭蓋への外傷性のものもあれば、心因性の解離によるものもある。

症例によって異なるので、その「予後」もそれぞれにちがう。また、回復した記憶が正しい過去ともかぎらない。すべての記憶を回復できないことも多い。 だから、いずれが「正しい」と断定できるものではない。


「ある衝撃的なシーン」をみたり、自分が「受け止めきれないほどのショック」やショックを受ける情報を得た時、 人は、一時的にその「情報回路を切断」し、記憶から切り離してしまう。



もちろん脳に強い衝撃が加わって、物理的に切断されることもあるが、精神の「緊急避難」のケースも多い。



深刻なのは、「そんな経験は、記憶にない」という状態。


例えば、小さな子供が、「電車の飛び込み事故」を見たとする。 その情景に対処できない、問題を「正面からとらえるだけの心の力がない」と無意識に、そのシーンにまつわる情報を瞬間的にカットする。



だから、本人はその後も問題なく成長していくことができる。
ところが、一部の回路が遮断されたままだと、さまざまところで不都合が出てくるようになってきてしまう。



症状的になぜか「電車が苦手」、とか「遮断機の音を避ける」とか、「乗り物に乗れない」、制服を着た人をみると口がきけなくなるという例が見られる。 そうした不都合を解消するため、ある年齢に達し、「十分に精神が育った」、「その衝撃的なつらい体験や過去に対応できるメンタルの強さを得た」、とその人の無意識が判断したときに、少しづつ過去、遮断した回路が復旧されていく。


そして、少しづつ、思い出していくこと。

過去の衝撃的な情報にさらされても、乗り越えていく強さをすでに持っている、とメンタルに判断されたから失った記憶が戻ることがある。 焦ったり、あわてたり、悩んだりすることなく、ありのまま受け止めていく、感じるままの方が本来の治療法になる。



衝撃的な記憶を乗り越える力がないままなので、自分に不都合な情報や意見、現実をすべて脳に入れないようにしてしまうのだから、田中勇一さんのように「記憶も戻したい」と願えばいつしか戻る可能性が高い。











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日本で記憶喪失になった場合




日本は記憶喪失の人をどう扱うか、というと、記憶喪失の人自身に任意の判断を求める。



日本人だと判断された場合。
病院で検査をすすめ、 地方自治体(市区町村)が職権で本人に診察を受けさせ、必要があれば入院などの措置を取る。


その次に警察で身元を調べる。
指名手配犯と特徴が一致しないか、家出人捜索願い、失踪届に該当する人物に特徴が一致しないかなどを調べられる。


指名手配犯に酷似する場合は、本人の了解を得て、指紋や血液などの採取が行われる場合がある。 (本人の了解が得られない場合は行うことができない) 本人の記憶がなくなる以前の事情が分からないために、この段階ではテレビを通じて写真を公開するなどの方法での調査は行われない。


それでも、身元が分からない場合 、地方自治体(市区町村長)が、無戸籍者として保護する。


民生委員の協力を得て住所を定め、無戸籍者に対して住民票を作成する。 所持する財産の状況によっては、民生委員の協力を得て、生活保護を申請などを行う。



そして、無戸籍者としての対処として、本人の希望により、家庭裁判所に対して、就籍許可申立てを行うことができる。 通常、裁判所は、本人が二重戸籍になる可能性を容認した上で、戸籍の作成を許可する。 (本人が希望しない場合は、無戸籍者であり続けることもできる)




自らの身元を調べるかどうかは本人の希望次第。
田中勇一さんのように、この段階で、自らテレビに出演するなどして、自分を知っている人を探す人もある。



身元が判明した場合、どちらかの戸籍を選択することになる。
一方を除籍しなければならず、 古い戸籍に戻るべきと考えるのが一般的な認識だが、法令にそのような定めはないし、そのような判例もない。





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森聖仁(もりきよひと)こと田中勇一



田中勇一(仮名)

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田中勇一さんこと森聖仁(もりきよひと)の同級生という人物から番組内に連絡。

愛知県の公立高校出身といわれる
田中勇一さんは、高校時代は物静かでおとなし目立ったため、森聖仁(もりきよひと)と呼ばれる人物は、出身が岩手県と思い込んでいるようで、高校時代の写真を後悔したが田中勇一さんこと森聖仁(もりきよひと)の写真がそっくりだったため、連絡を入れたそうだ。


森聖仁(もりきよひと)

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森聖仁(もりきよひと)の同級生は家庭環境が複雑だったので、何らかの事件に巻き込まれたのではないか?と同級生が指摘。おそらく森聖仁(もりきよひと)はその事件に巻き込まれ、記憶を失ってしまうような衝撃的な出来事があって記憶を遮断してしまったのだろう。2chでも特定作業が始まっているが、森聖仁(もりきよひと)はSNSはしていないようだ。



番組内で記憶を失った
林田遼太郎さんと森聖仁(もりきよひと)が早く特定できたことは、やはりテレビの影響力はいまだに大きい証明にもなった。
 

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