2017年2月3日(金)放送、日本テレビ系・金曜ロードSHOW!「ツナグ」
21時00分~22時54分



松坂桃李が演じる死者と生者を逢わせることができる使者「ツナグ」。 依頼者と死者をツナグことで、ツナグの意味・役割や主人公歩美自身の両親のことも知ることができる。




「あの人にもう一度会えたなら」「あの時にもう一度戻れたら」と誰でも一度は思うもの。現実には不可能だと知ってても、それが実現したときの情景を描いた映画「ツナグ」



特徴的なのは、自分の「逢いたいという気持ちだけ」は合うことは出来ずに、あう相手も同意しなければ会えない所、相手が同意するかどうかは直前までわからない。自分の「都合の良い」思いで見る情景と、相手の立場で見る情景はもちろん違う。



オムニバス形式なので、各話は短いけど逢うまでの葛藤も描けてて切なさは良く出てる。

単なる感動ヒューマニズムの押しつけではなくて、謎を秘めたエピソードや、サスペンスの要素もあるので最後まで夢中で引き込まれてしまう。設定はちょっとホラーの要素が含まれているが、この映画にはおどろおどろしさも暗さはない。



そこに横たわるのは、「切ない人間愛」


放送されるに先駆け、若干わかりにくい展開があるので、先行して紹介する。



■目次

ツナグあらすじ
ツナグの原作と映画の違い
映画ツナグの3つのネタバレ
ツナグの両親のネタバレ
ツナグキャスト

ツナグあらすじ





たった一度でいい、大切な人に会いたい。


歩美(松坂桃李)は、生きている人と死者の間をつなぐ特殊能力を持つ“使者(ツナグ)”の跡継ぎ。幼い頃に、母・香澄(本上まなみ)と父・亮介(別所哲也)を亡くし、先代のツナグである祖母のアイ子(樹木希林)と2人で暮らしてきた。両親の死には暗く悲しい影があり…歩美は悩みながらも、真相を確かめる勇気を持てずにいた。



そんなある日、アイ子が体調を崩し、歩美は本格的にツナグとしての修行を受けることになる。

歩美が初めて担当することになったのは、亡き母のツル(八千草薫)に会いたいと切望する畠田(遠藤憲一)。ツナグを詐欺師扱いする畠田に歩美は反発するが、結局アイ子の指示通りに彼と母を再会させてあげることに。



ツナグの力で再開することができるのは、生者にとっても死者にとってもたった一度きり。歩美は初めての仕事で、自らの使命の重みに気付くのだった。



次なる依頼人は、歩美の同級生で演劇部ホープの嵐(橋本愛)。
嵐は、事故で亡くなった親友・御園(大野いと)に会いたいのだという。一方、7年前に失踪した恋人・キラリ(桐谷美玲)を忘れられずにいる土谷(佐藤隆太)は、アイ子からツナグの存在を教えられる。しかし、彼女との再会をツナグに依頼すべきか悩み続け…。

ツナグ

2つの依頼を通してツナグの役割を継ぐ決意を固めた歩美。しかし、自身がツナグになるということは歩美が亡くなった両親に会えなくなることを意味していた。



公式サイト



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ツナグの原作と映画の違い



原作は辻村深月の「ツナグ」
基本的には全て同じ展開と登場人物で、映画化するにあたってのアレンジなどはない。しかし、映画では小説の最初のエピソードである「アイドルの心得」は含まれていない。



映画「ツナグ」では、「ツナグ」を利用したのは、3名ほどのエピソードで形成されている。 嵐(橋本愛)と、御園なつ(大野いと)は、原作と同じでハッピーエンドではない。

ツナグ2




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映画ツナグの3つのネタバレ





表面上は、3つのストーリーに分類され順番に展開されていく。


それらの根底に、主人公「ツナグ」の過去に触れていく。

最初は「畠田靖彦(遠藤憲一)の死んだ母に会いたい」と希望し、「ツナグ」に連絡。
表向きの理由は、「(母親の)土地を売却したいが、権利書が見当たらないので、場所を聞きたい」という理由だったが、実は「母親のがんを知らせなかったことを謝罪」したかった。


「ツナグ」のおかげで母に会った畠田靖彦は、謝罪するが母は癌を知っていた。過去に言えなかったことのありがちな「迷い」を描いたストーリー展開。



二人目は嵐美砂(橋本愛)。親友(大野いと)とともに、高校の演劇部に所属している高校生。次の公演での主役を争うことになり、ふとしたボタンのかけ違いから、橋本愛はちょっとした意地悪のつもりで、水道の水が出っぱなしにして、「寒くなったら凍って危険」な状態にしてしまう。嵐は、「怪我をすれば自分が主役になれる」と思い、水を出して道を凍らせることを思いつく。



しかし、それがとんでもない事態が発生。
次の日、親友が事故で亡くなってしまった。嵐美砂が抱え込む心理、また、嵐美砂の依頼で「ツナグ」が呼び出された御園奈津と再会する。


結局、水の件を言い出せない嵐に別れ際、御園は「道は凍っていなかったよ」と伝える。自分の犯してしまった罪の告白ができなかった嵐は後悔し号泣。しかし、もう御園はいない。





3人目は土谷功一(佐藤隆太) は、独身サラリーマン。
合コンとか婚活とかに、今ひとつ前向きになれず、いまだ独身。それには理由があり、土谷功一には、かつて結婚を約束した相手きらりがいた。しかし、その女性きらりは、ある日「旅行に行く」と言ったきり行方がわからなくなってしまった。

友人には「お前、ダマされたんだよ」と言われるが、土谷功一には信じらず、いまだ「いつか戻ってくる」と信じていた。その時、偶然にも、「ツナグ」の祖母(樹木希林)と知り合った土谷は、
「ツナグ」に依頼する。


しかし、それで「きらりに会える」と言われたら、それは「彼女は死んでいる」ことを意味する。
「生きているか死んでいるかだけでも確かめたい」と、依頼。

そしてきらりと再会し、彼女の死を悟る。土谷はきらりと知り合って自分がどんなに幸せだったかを伝え、きらりに別れを告げた。


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ツナグの両親のネタバレ



一方、これらのエピソードを展開しつつ、「ツナグ」の側も、ひとつのエピソードが展開されていく。それは、主人公(ツナグ)の両親は、「幼い頃に亡くなった」ということ。
ツナグ1


主人公には、「両親が死んでるところ」を見たという記憶が、おぽろげながら覚えている。しかし、「なぜ両親は死んだのか」がわからず、それについての「ウワサ」を聞いたことはあるけど、それは真実なのか、いつか確かめたかった。



祖母は何かを知っているようで、3人のエピソード後に「(両親が亡くなったのは)私のせいだ」と打ち明ける。


鏡を覗いていいのは、鏡を受け継いだ正当な持ち主ただ一人だけ。他の人に覗きこまれると、鏡の持ち主と覗いた人の両方が死ぬため、アイ子は、が鏡を見たために父親ともども死んだ。

というわけで、父親が鏡の所有者だった時に母親が鏡を覗いたので、父と母の両方が亡くなった。父親の死後、鏡はアイ子の所有となり、孫は鏡を遠目に見てるだけで、ちゃんと覗き込んだわけではないので、アイ子も孫「ツナグ」も死なずに済んだ。


ただ、「鏡は絶対に見たらいけない」と知っていたが、見たら死ぬとまでは言わなかった。
結果として、鏡を見たために二人とも死んでしまったと言う事は変わらないが、ここらへんが映画内で詳しく説明がないため、わかりにくいのが残念な結果になっている。







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ツナグキャスト




<渋谷歩美> 松坂桃李

<渋谷アイ子> 樹木希林

<土谷功一> 佐藤隆太

<日向キラリ> 桐谷美玲

<嵐美砂> 橋本愛

<御園奈津> 大野いと

<畠田靖彦> 遠藤憲一

<渋谷亮介> 別所哲也

<渋谷香澄> 本上まなみ

<御園奈々美> 浅田美代子

<畠田ツル> 八千草薫

<秋山定之> 仲代達矢


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