2017年2月16日(木) 放送、テレビ朝日系列「アメトーーク!」ゲームセンター芸人
23時15分~24時15分




集団で遊ぶ楽しさを味わえるゲームセンター。



1970年代から1980年代にかけて、家庭用ゲーム機はとても貧弱な性能ものだったため、当時の若者が熱狂したのがゲームセンター。

当時はコンピュータの小型化技術が発達しておらず、ゲーム機の中に搭載するコンピュータもそれなりの性能のコンピュータしか搭載できなかった。ドンキーコングやパックマンの画面も、当時の家庭用ハードからすれば、高画質で驚きのボリューム。


「遊ぶなら楽しいゲームの方が良い」

と、家庭用のパックマンやドンキーコングもあったが、アーケード版と比べれば圧倒的にゲーム機は高額で、子供たちはより集団で楽しいゲームを求めてゲーセンへ行った。


徐々に大きさに制約のないアーケードゲームで、より高性能で高画質なゲームが登場していくゲームセンター大好き芸人が集まり、その驚きの歴史をひも解く。




今回は、ゲームセンター芸人たちが語る歴史と、紹介される「つっこみ養成ギプス ナイス★ツッコミ」という芸人育成ゲーム機を先行して紹介する。
ゲームセンター芸人


■目次

ゲームセンターとは
ゲームセンターの歴史
ゲームセンターは不良のたまり場?
ゲームセンター「つっこみ養成ギプス ナイス★ツッコミ」とは

ゲームセンターとは




ゲームセンター芸人3


ゲーム機を多数に設置して客に遊技させる営業を行う店舗、略して「ゲーセン」。
70年代当時にアーケードゲームとして爆発的に人気が出たスペースインベーダーは、喫茶店などに設置され、爆発的な人気になった。




「インベーダーハウス」という、「インベーダーしかないゲーセン」も誕生し、多くの喫茶店にはテーブル台として導入され、これがきっかけで発売元のタイトーは急成長を遂げている。ちなみに現在のタイトーは今スクエアエニックスに吸収合併されスペースインベーダーの版権等はスクエアエニックスが持っている。



ただ人気になった事で社会問題にもなり、深夜遅くまで営業するゲームセンターに対し、1985年2月13日より施行された、設置される遊技設備や施設形態によって営業に際し風俗営業の許可が必要となった。これにより、24時間営業が禁止されている。




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ゲームセンターの歴史


ゲームセンター芸人4

ゲームセンターをモデルにした少年コミック「ゲームセンターあらし」の漫画の時代背景で言うと、インベーダーが登場したのは1978年の夏で、スターウォーズの映画とほぼ同時期。


発売当初は喫茶店、ボーリング場などに設置され、ゲームセンターという概念はなかった。



当時は、ゲーム機をタイトーがリース(機械を貸す形で置かせてもらう)でシェアを広げ、最初から爆発的に流行したわけではなく、「名古屋撃ち」と呼ばれる裏技やバグ「300点UFO」の出し方等、ハイスコアを狙うプレイが判明した頃からブームに火がつき始めた。



ブームに火がついてからはタイトーにゲーム機械の発注が殺到。

タイトーでは生産が追いつかなくなり、当時はビデオゲームの著作権による規定がなかったこともあり、別のメーカーがインベーダーを模倣したゲームを大量に生産し、販売するという今では考えられない時代だった。



そして、リースという形ではなく、直接機械を顧客に売り出しを開始。

こうして、インベーダーだけを置く場所が各地で現れ、現在のゲームセンターの前身とも言える「インベーダーハウス」が誕生する。


インベーダーハウスは店舗と言うよりも、駄菓子屋の一角や、倉庫を急遽改造したような感じの場所が多かった。風営法の規定がなかった事もあり、病院や学校のそばに普通に置かれていた。


1プレイ100円と決められていたが、インベーダーハウスの場合はリースではないため、お店側で好きなプレイ料金を決めることが出来き、100円の半額の1プレイ50円や、1プレイ30円など安いプレイ料金で子供が通い安い価格設定にされていた。


当時、小学生たちで口コミが広がり安いプレイ料金の店を知ると、1プレイ50円でプレイしたいために隣の町まで自転車で出かけるということもあり、社会問題として大きく取り上げられることになる。



インベーダーを元にした本格的なビデオゲームのみの店舗という意味では、1980年からが現在のゲームセンターのスタイルになる。





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ゲームセンターは不良のたまり場?




ゲームセンター芸人5


今のゲーセンに不良がそんなにいるとは思わないが、80年代のゲームセンターは「不良」「ワル」と言われる人達「規律を守ることができない連中」が昼間からたむろしており、そんな連中が待ち合わせ場所にもしていた。



他にもゲーム絡みの小学生への恐喝事件が問題となり、子供達を出入り禁止にする学校が増えたのは間違いない。なので、ゲームを置いてる駄菓子屋の方に子供達が集中していた。




そんなゲームセンターが今ではすっかりと様変わりしている。

コインゲームには老人がたまり、ビデオゲームにはオタクっぽい中高生。どちらかと言えば、かつてとは間逆な客層になっており、不良やヤンキーのような人が一切いない。


要因としては、プリクラブームで女子高生を中心に人気になり、ゲーセンも明るいイメージへと変貌。特に対戦格闘ゲームではオタク気質の人がハマり、ゲームを純粋に楽しむ専門性が高くなった。


日本アミューズメント産業協会のデータをみると、2012年度のアミューズメント施設運営の国内市場規模は4700億円、ここ5年間で2000億円以上減っている。少子化も進み、スマホゲームが手軽に遊べることもあり、わざわざゲームセンターに足を運ばなくなったことで、現在では衰退する業界になってしまっている。





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ゲームセンター「つっこみ養成ギプス ナイス★ツッコミ」とは





ゲームセンターCXで大人気の有野課長が所属する松竹芸能がナムコとコラボして作った伝説のゲーム「つっこみ養成ギプス ナイス★ツッコミ」がゲームセンター芸人で紹介される。


つっこみ養成ギプス
つっこみ養成ギプス1




「つっこみ養成ギプス ナイス★ツッコミ」は、企画・販売をナムコ(後の「バンダイナムコゲームス」)が行い、メトロが下請けとして制作した2002年7月12日に発売した体感アーケードゲーム。

プレイヤーは漫才コンビのツッコミ役となって、人形相手に相槌を打ったりツッコミを入れたりして漫才を上手に進めていき、ノルマ達成をめざす。



プレイヤーはまず漫才ネタの中から好きなものを選ぶ。ネタは20本(1週目が9本、2週目が6本、3週目が5本)あり、全て松竹芸能所属の9組の芸人による書き下ろしとなっている(ますだおかだのみ4本で、それ以外は2本ずつ)



ネタ選択後、画面でボケる相方のトークの間を読みつつ人形にアクションを加える。指示はテロップの色で表される。



黒→何もしてはいけない。
緑→ペダルを踏んで相槌をうつ。
赤→人形を叩いてツッコム。


ツッコミの種類は叩く部位に応じて変化し、後頭部では「やかましわ!」、おでこでは「わけわからんわ!」、胸では「なんでやねん!」と3種類(後述する「ノリツッコミ」も入れると4種類)あり、タイミング(「はやすぎ!」「はやっ!」「OK」「おそっ!」「おそすぎ!」とあり、最も良いのは「OK」)や内容(良い順に「イケてる」「ボチボチ」「それちゃう」「アカン!」となる)に応じて評価が変化、評価が良ければ観客が増える。




ミス(突っ込むべきところで突っ込まない・明らかに間違ったタイミングで突っ込んだ等)をすれば相方に怒られ観客が20人減る。


ツッコミの種類とタイミングの両方が完璧ならば「ナイスツッコミ」となり、観客が20人増える。ネタ終了の時点で観客をノルマ以上に増やせば1週勝ち抜きとなり次のステージに進める。3週勝ち抜くとゲームクリアとなる。



相槌やツッコミを正しくこなすごとにアイテムゲージが貯まり、一気に観客が増やせる「ツッコミアイテム」が手に入る。

アイテムはゲージを貯め続ければハリセン(15人)→たらい(35人)→斧(60人)→手榴弾(90人)→スタンガン(125人)と5段階にパワーアップしていく。なお、アイテムを使うと、そのボケに対しツッコミにどこを使ったらいいのかが分かる。




突っ込むべきところでペダルを踏んで相槌をうつと「ノリツッコミ」モードに入り、通常と違う掛け合いが楽しめる。一度乗ったボケをさらに乗ることはできない。また、ネタの最後のボケはノリツッコミできず、やろうとすると「いつまでやっとんねん!」とミス扱いになる。ノリツッコミでナイスツッコミが発生するボケはネタ1本につき原則として1箇所(ごく一部のネタは2箇所)存在する。


参照wiki


このゲームはゲームセンターCXの番組内でも取り上げられたが、とてもツッコミに対する人形の反応が悪く、有野課長がいくら「ツッコミ」を入れても反応しないというゲームとして成立しないことが多かった。

ゲームセンター芸人

現在の技術ならもう少しゲームらしくなっていただろうが、当時はまだ早すぎたためか、ユーザーにはあまり受けず、早い段階でゲームセンターから姿を消した伝説のゲーム機となっている。


今夜のアメトーークでは「つっこみ養成ギプス ナイス」を体感。

有野課長がその驚きのゲーム性、松竹芸能のツッコミ養成ギブスの実態が公開される。



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