2月19日、ツイッターなどのSNSで巨大な「レンズ雲」が関東近県の上空に出現し、ネットで話題になっている。


報道されている巨大レンズ雲は、前日に雨が降り、空気中の水分が多くなっていたのも影響と報じられているが、あまりにも巨大なレンズ雲なため、巨大地震の予知ではないか?と噂になっている。

レンズ雲2

今回は、レンズ雲と地震予知の関連を調べてみた。


■目次

レンズ雲とは
地震雲での地震予知
レンズ雲は地震予知の前兆?
地震予知ではなく地震への準備は必要

レンズ雲とは






レンズ雲とは、UFOを巨大にレンズ状に膨らんだ状態をレンズ雲、またの名をUFO雲と呼ばれている。



レンズ雲は巻積雲、高積雲、層積雲に見られる雲種の1つで、凸レンズの様な形をした特徴的な雲。風の強いとき、高い山の風下に出来ることが多く、この雲が現れると天気が悪くなると言われており、高い山の風下にできる時は「つるし雲」とも呼ぶ。





発生条件としては、山に沿って上昇と下降の上下運動の波がそのまま続き、上昇気流のスポットに雲が流し込まれてレンズ型の雲を形成、それが何層にも重なるとこの形になる。


参照wiki




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地震雲での地震予知




地震雲で検索すれば、いろいろの形状の雲の画像が出てくるが、これといった決まった形がない。


最初に地震雲が広まったのは、2本の平行に長く伸びた細い雲(飛行機雲)を週刊誌が取り上げたことから、地震雲という名称が広まった。


それ以降、テレビで盛んに取り上げられたことで「地震雲」の認識が広まったが、現在の科学でも「明確な根拠はない」ということで、ナマズの予知と似たレベルとおもわれる。しかし、地震の前に地殻の圧縮で、地盤(岩石)の種類によって、発電現象が発生し、電磁波が発生することは確かな事実。




そういった電磁波の影響で、「上空の大気の電離状態が変化して雲を発生させている」と説明している学者は存在するが、雲だけをあてにするのは色々と問題ある。もし多少の因果関係があるなら、発生原因を突き止めることは意味があること。



女性セブン2012年2月23日号の取材で、地震雲の観測を始めて30年になる北陸地震雲予知研究観測所・所長の上出孝之の意見では、「黒っぽい雲」「雲が空の全面を覆う」「放射状の雲」「雲が長時間出ている」というのは、地震の兆候と説明。


この地震雲で地震予知できたのが2004年の新潟県中越地震。数日前に10時間ほど放射状の地震雲を観測し、大地震を地震予知していた。


さらに東日本大震災の2日前に発生した石川県・小松市内上空に地震雲を観測。上出さんは地元の新聞にその写真を送って、「東日本大地震の警告」を出したのだが、誰にも信じてもらえなかったという。



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レンズ雲は地震予知の前兆?




2014年10月26日、札幌市上空で奇妙な雲が目撃されている。この巨大なレンズ雲の後に11月1日に震度3、3日に震度5弱の地震が発生している。
レンズ雲
レンズ雲1

もちろん、このレンズ雲が関係しているかは説明できないが、レンズ雲が出現後の1週間以内に震度5の地震が発生しているのは事実。


今回のレンズ雲は、九州の宮崎県の他にも横浜市上空でも巨大なレンズ雲が発生。熊本は2016年に巨大地震が襲っており、いまだに地震が起こる可能性が高い地域。


地震は日本に住む以上、受け入れなければならない自然現象。
確かに地震は怖いが、怖い怖いと言っても、自然現象なのでどうしようも出来ないし、地震から逃れることはできない。



だから、いつか来る災害に備えて日頃から備えておくというのが、とても大事になる。例えば、ハザードマップを確認しておく、非常持出袋の中身を整理はしておくべきだろう。



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地震予知ではなく地震への準備は必要





日本は世界のわずか0.25%の面積しかないにもかかわらず、地球で起きる地震の10%程度が日本付近で起きるほどの地震多発地帯。


さらに、日本は世界一大きな陸地のユーラシア大陸と世界一大きな海洋の太平洋の間にある世界有数の気象変化の激しい国。したがって雲の発生も日本付近で多く、多種多様な雲が目撃される。



地震も多い、雲も多いのが日本。
なので地震と不思議な形の雲が同時に見られても珍しいことではなく、こじつけようと思えばいくらでもこじつけられる。


ただ地震予知と不安に思うよりも、まずは「いずれ起こる」というように想定して、日頃から備えておくことが大切になる。それと、絶対地震が起こらないとは言い切れないが、今回のレンズ雲は「地震雲」のような地震の起こる前兆ではないのではないか?と予想される。



20度近く気温が上がったり、急に冷え込んだりと、現在の日本全国湿気が多くて気流が安定していないので、地震よりも急な大雨、雷や竜巻のが注意が必要だろう。




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