夕凪の街 桜の国4
2018年8月6日(月) 放送、NHK特集ドラマ「夕凪(なぎ)の街 桜の国2018」
19時30分~20時43分





原爆投下から10年後の広島を舞台とした「夕凪の街 桜の国」2018年版をNHKで放送。


原作・こうの史代の「夕凪の街 桜の国」の「桜の国」とは、「夕凪の街」を踏まえた上で展開される平成の時代の物語で、原作が描かれた順番としては「夕凪の街・桜の国」の後に「この世界の片隅に」という順番になる。



ここらへんは原作者・こうの文代が意図して描き分けているようなのだが、「同じ広島県を舞台とした作品」ということで混合してしまう人も多い。管理人は原作である漫画しか読んでいないが、非常に素晴らしい作品なので、今回のドラマ化に先駆け、「夕凪の街 桜の国」のネタバレをまとめてみた。



■目次

夕凪の街 桜の国2018あらすじ
夕凪の街 桜の国の原作
広島への原爆
夕凪の街 桜の国ネタバレ
「夕凪の街 桜の国」が伝えたメッセージ

夕凪の街 桜の国2018あらすじ



夕凪の街 桜の国3


出版社で編集者として働く石川七波(46)。悩みの種は編集部のリストラと、認知症の疑いのある79歳の父親・旭。


ある日、行き先も言わず家を出て行った旭を追いかけていると、いつもかわいがっている姪の風子(17)も合流。どうやら家出をしてきたらしい・・・ 旭の行き先は広島。


風子と一緒に尾行する七波。旭がある人の足跡を尋ねていることに気づく。

そのある人とは、原爆によって亡くなった旭の姉。七波の伯母にあたる人物だった。 その、伯母の名は平野皆実。


13歳のとき広島で被爆したが、昭和30年、23歳になるまで広島で暮らしていた。
心の傷に悩みながらも、職場で出会った青年と恋に落ち、小さな一歩を踏み出しかけたとき、忘れかけていた“原爆”が再び皆実を襲う。

皆実の弟・旭と七波と風子の広島への旅は、それから63年後の平成30年夏。この不思議な旅の中で、これまで明かされていなかった様々なドラマが明らかになっていく・・・


公式サイト



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夕凪の街 桜の国の原作


夕凪の街 桜の国


こうの史代の原作「夕凪の街 桜の国」は、広島原爆の被爆者の半生を描いたもの。

第8回文化庁メディア芸術祭・マンガ部門/大賞受賞、第9回手塚治虫文化賞・新生賞受賞、「このマンガを読め!2005」で第3位ランクイン、月刊誌ダ・ヴィンチで編集者総出で勧める「絶対はずさないプラチナ本」等、各方面で大反響を呼んだ作品。



更に、韓国・フランス・アメリカで翻訳版が出版されて大ヒット。単に反戦やアメリカ非難をしているわけではなく、淡々と、原爆によって人生が変わった人々を描いている。「戦争反対」だとか、「核兵器廃絶」等が叫ばれている現代社会だからこそ、多くの人に愛された作品でもあり、残虐描写は皆無と言って良いほどで、巧みなストーリー構成も高い評価を受けている。



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広島への原爆






1945年8月6日、広島に原爆が落とされた。





日本は、広島の原爆が投下される前から、主要な政治機関や軍の長と相談しながら、降伏の条件について話し合ってい降伏の準備はしていたのにかかわらず、国家レベルですることだから「はい降参」というわけにはいかず、米軍は日本を実験台にするように原爆を投下計画を進めていく。





ちなみに降伏をした最大の理由は「旧ソ連の参戦が確実となったから」であって、他国や日教組が教える「原爆落とされたから降伏した」というのは間違い。つまりソ連の参戦がなければ、3発目4発目の原爆が落ちた可能性は十分あった。



原爆の投下をする場所は当初、京都、広島、小倉、新潟の4つが原爆投下の候補地だった。

米軍は京都市を破壊すれば日本人への精神的ダメージは計り知れないと考えてたようだが、歴史的に貴重な文化遺産が多い京都への投下反対歴史学者らから強く説得され、京都から長崎に変更された。



その後、投下日が近づくに連れてB29の出撃基地がテニアン島だったために、そこから一番遠い新潟への投下は難しいと判断。こういった形で絞られていく中で、広島が選ばれてしまう。



広島は別名「軍都」ともいう昔から軍隊と関係の深い都市。

揮下兵力は歩兵師団22個、混成旅団11個、戦車旅団3個、高射師団7個総兵力は66万になり、総司令官は畑俊六元帥、広島城内に司令部を設置していた。広島市自体には大した兵力はなかったが、ここが司令部となって西日本の全軍を統括していたので、米軍も原爆に踏み切った。




原爆投下直後、人口40万人のうち20数万の方々が亡くなられ、その後も白血病、原爆病で、たくさんの方々亡くなられた。また、広島では残留放射能の影響で、50年は草木が生えないと言われていたのに、数年もしないうちに焼け野原だった広島に「夕凪の街 桜の国」のモデルとなった街並みまで復興を成し遂げる。




この急激に復興を成し遂げられた大きな要因の一つに、マツダの本社工場が、広島郊外(東南東)に有り、原爆による被災を免れたことが大きかった。この工場は原爆の爆心地からは、ちょうど丘にあり(比治山)の陰になるため、放射能も軽減された。


このマツダに雇用など需要が増え、復興の中核となり、高度成長期に人口も急速に増えていく。もちろん、原爆被災直後の復興では、近隣の中規模の都市、三原や尾道さらには、岡山、山口等の人たちの協力もあった。



「近隣の都市から支援に駆け付けた人たちや、被爆者を受け入れた近隣都市の医療関係者も、被爆被害を受けてしまった。」ということは、歴史に残っているが、高度成長期に移住して来た人たちが被爆したという話はwikiにも書かれていないので、「夕凪の街 桜の国」のモデルとなった原爆から10年後には、もはや原爆から完全に立ち直っていたといえるだろう。




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夕凪の街 桜の国ネタバレ






昭和33年、広島原爆から13年後の広島で生きる主人公・平野皆実(ドラマでは川栄李奈)。



皆実は母と二人暮らしで、原爆で父と妹を亡くし、「父と妹がなくなり、なぜ自分の方が生き残ってしまったのか?」という葛藤と、ただ淡々と皆実の近隣の住む人々が原爆によって黙って死んでいく。



そのやるせなさ、切なさ、あきらめ、でも最後のわずかな希望もありながら、生きている。原爆の被害の中で生き残った皆実が心に受けた傷は、戦後何年経っても深く生々しい。



そして、皆実も被爆の影響でその死を迎えようとするとき、「嬉しい?十年経ったけど、原爆を落とした人はわたしを見て「やった、また一人殺せた」とちゃんと思うてくれとる?」と、残しこの世をさる。






現在である現代の「桜の国」の主人公は七波。

このふたつの時代は50年も経って尚、原爆は広島の人々に暗い影を落としている様子を描いていて、夕凪の街では我が子を失った悲しみを必死に押し殺し、懸命に生きていた母が桜の国の病の床で娘の友達と見間違えた孫に向かって吐露する本音。



「なんであんたは助かったの?翠は帰ってこうへんのに」
「なんで死ぬのが我が子でなくてはならなかったの?あなたでも良かったのに」


夕凪の中でも、原爆が大切な人を奪い続けている。

皆実の街では「生き残ってしまった自分が幸せになってはいけない」と、頑なに結婚を避けてい、原爆症で死んでいく。桜の国では身内に被爆者がいるというだけで、「幸せになりたいのに結婚を諦めなければならない」という現実がある。



「私も、幸せになんてなれないのかな?」


夕凪は、皆実の痕跡を辿り、彼女と縁のあった人を回っていき、皆実と自分は同じだと知っていく。当時「弱い」存在であった女性が、静かではあるが凛として生き、訴えかける姿勢に力強い、この凛とした「力強さ」を知ること、これは今ここに生きている私たちの物語であり、過去への回想録であるだけでなく、「未来への希望」の物語にもなっている。



桜が咲き乱れる歩道橋でのラストシーンでは、この物語で私たちが人から伝え聞いて持っている、思わず目と耳を背けたくなるような、恐ろしく、悲惨な原爆のイメージというものはほとんど無い戦争。あるのは、今を生きる私たちと同じような、「生きること」の喜び、「愛する人を失う悲しさ」、愛する人を思いやり、今を懸命に生きようとする人の姿を描いている。




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「夕凪の街 桜の国」が伝えたメッセージ






原作のあとがきに作者が語っているが、この「夕凪の街 桜の国」は戦争や厳罰から目を背けるようにして生きてきて、原作を書かないか?と誘われたときには乗り気ではなかったそうだ。描いてみようと決めたのは、「そういう問題と全く無縁でいた、いや無縁でいようとしていた自分を、不自然で無責任だと心の何処かでずっと感じていたからなのでしょう」と心境を語られている。



「夕凪の街 桜の国」は原爆を知る知らないに関わらず、戦争を知らない若い人たちを含め、戦後を生きてきた人たちの多くが感じていた思いであり、この思いを、「夕凪の街 桜の国」という作品が代弁してくれている。だからこそ多くの人の反響を呼んだのであり、海外からも高い評価を受けたのだろう。



「夕凪の街 桜の国」の原作が良いのはもちろんとして、ドラマではこのメッセージがどう伝わるのかが注目なところ。



管理人が原作を読んだとき、難しい心理描写もあるので、映画の「桜の国」のほうをベースにして、夕凪の街を回想で織り交ぜていく形になるのだろうと予想できる。なので映画は、ほとんど原作の構成の通りの脚本に仕上がっていたが、原作読んだ人ではないと多少分かりにくいところがあった。ただ、映画のほうは、原作で分かりにくかった部分をわかりやすく描写してくれたので、違和感を感じることはなかった。



映画は、監督の佐々部清が、「映画のバリアフリー化」を目指していたらしく、聴覚障害者の方でも観られるように、日本語の字幕もついてあった。そしてそれだけ大勢の方にこの作品を観てもらおうと、舞台挨拶のときにも手話の人をつけるという力の入れ具合。





とにかく管理人の個人的な感想としては、「夕凪の街 桜の国」はひとりでも多くの人たちに観てもらいたい。原作は漫画ということもあって、どうしても実写化は批判されてしまうが、期待のドラマといえるだろう。





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