行方不明2歳児

2018年9月23日(日)放送、TBS系列「情熱大陸」
23時00分~23時30分






神と呼ばれる「スーパーボランティア」尾畠春夫さんについて特集。


2018年8月、山口県周防大島町で行方不明になっていた事件。
警察や消防など150人態勢での捜索が行われたものの3日間見つからなかったが、捜索開始から約30分で大分県から駆け付けた尾畠春夫さんが発見した。





地元では有名な「スーパーボランティア」と呼ばれており、東日本大震災をはじめ、これまでも各地で人が困っていればその場に駆け付けてきたという。




今回の事件で一躍有名になった尾畠春夫さんだが、ミヤネ屋でのリポーターの質問に「奥さんは、5年前に用事があって出かけてまだ帰ってこない」と語っていて、家族との不仲説も出ている。


今回は、尾畠春夫さんが特集されることに先駆け、尾畠春夫さんの家族との関係についてまとめてみた。



■目次

尾畠春夫プロフィール
尾畠春夫さんのようにボランティア活動をするには
尾畠春夫さんのボランティア活動
尾畠春夫さんはボランティアが原因で家族と疎遠?
尾畠春夫さんの今後

尾畠春夫プロフィール



行方不明2歳児



尾畠 春夫(おばた はるお)
生年月日1939年生まれ(79歳)
出身 大分県国東市



鮮魚商を営んでいたが、現在はボランティア活動を専門に行っている(費用はすべて自身の年金)



大分県国東半島の貧しい家庭に生まれ、幼少時に現在の杵築市に引っし育つ。
父は下駄職人であったが、履き物がゴム製品に変わる頃で、商売は順調ではなかった。母は専業主婦であったが、尾畠が小学校5年生時の41歳で他界。母の死は尾畠に大きく影響する。


7兄弟の4番目の尾畠は、「大飯喰らいだから」という理由で一人だけ近所の農家に小学5年生で奉公に出される。この時、尾畠は「世の中なるようにしかならない。やるだけやってやろう」と心を入れ替え、奉公先の主人や家族を親だと思い、何でも言うことを聞くような生活に入る。



中学校へは4か月しか通えなかったが、この時の経験が宝になっていると感じるに至り、恨みの対象だった父がいつしか感謝の対象に変わる。 1955年(昭和30年)に中学を卒業するとすぐに姉の紹介で別府の鮮魚店の小僧となる。



別府の鮮魚店で3年間修業の後、下関市の鮮魚店で3年間フグの勉強。その後、神戸市の鮮魚店で関西流の魚のさばき方やコミュニケーション術を4年間学ぶ。開業資金を得るために上京し、大田区大森の鳶・土木の会社に「俺には夢があります。3年間どんな仕事でもするので働かせてください」と頼み込み就職。この時の鳶と土木工事の経験が、現在のボランティア活動に役立っていると述べている。




1963年、大分に戻ると4月には結婚。
28歳にして別府市内に鮮魚店「魚春」を開業。40歳から趣味で登山をはじめ、45歳の時に北アルプス55山を単独縦走。


2003年、60歳頃からは、ホームグラウンドとしていた由布岳登山道の整備などのボランティアを開始。65歳からは本業だった鮮魚店をやめ、余生をボランティアに捧げる。



新潟県中越地震を皮切りに、東日本大震災、熊本地震、西日本豪雨などの多くの被災地で活動を継続。2011年3月、東日本大震災被災地の宮城県南三陸町では、がれきの中に埋もれた思い出の写真などを拾い集める「思い出探し隊」の隊長として約500日間活動。



若いボランティアから「師匠」と慕われて、尾畠が現場に入ると空気が一変することから「神」のようだといわれることもあった。尾畠の自宅には来客が絶えず、人生相談を持ちかける者もいるという。



参照wiki



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>尾畠春夫さんのようにボランティア活動をするには



行方不明2歳児1




ボランティアといえば、「無償で被災地の支援に行く」というイメージがあるが、実際は被災地では社会福祉協議会がボランティアセンターを開設し、被災者からの依頼とボランティアのマッチングをするようなシステムが形成されている。




なので「とにかく行きたい」というボランティアの人もいれば、「自分に何ができるか」を明確にして登録する人もいる。



ボランティアといっても瓦礫・土砂の撤去などのきつい肉体労働から、炊き出し、物資の配給等の軽作業、ただ被災者の話し相手など、求められることも様々。



また、「現地に行けばいくらでもやることがある」と短絡的に考え、無計画に行く人が多いこともよく問題になっている。ボランティア活動は1日だけで終わるものではないので、学校・仕事の休みを調整して日程を決め、宿泊先や自分の分の食糧は確保しないとならない。




中には、日帰りでしか参加できない人もいるだろう。
日帰りでも参加する意欲があるのは立派ではあるが、ボランティアの中には、「現地に行けば食料は貰える」といった、間違った解釈をしている人も多い。そういう間違った考えを持ったボランティアが「現地に来ないように」と、登録システムをとっている。



今回の北海道地震はまだ余震が続いているうえに、交通網も麻痺しているので現地入りは困難だった。全社協が「ボランティア自粛」を発表している例もあるので、基本的には要請があってから行くのが基本。




しかも被災地で求められるボランティアというのは、ほとんどが「家の片づけを手伝ってほしい」なので、かなりきつい肉体労働が強いられる。テレビでも尾畠春夫さん本人が言っていたが、行方不明の児童を発見してすぐにこれから広島にボランティアに行く為、食料の買い出しに行っていた。



車の中も公開されていたが、災害地では車の中で寝起きをしているそうで、アウトドア用のコンロや燃料などと、予備のガソリンタンク、ペットボトルに入れた水を20数リットル、あとは食材を積み込んであった。



まさに「ボランティアとはこういうものだ」と、世間に知らしめている。




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尾畠春夫さんのボランティア活動


尾畠春夫7



今回の児童保護で一躍マスコミが注目している尾畠春夫さんだが、その私生活の食事を見ていると、レトルト米を水に浸して梅干しだけで食べるとか、とても栄養状態が危ぶまれるものばかり。なのに、一日中動けるあの体力と気力を見ていると、とても80歳近い人間に思えない。




しかも年金5万円(国民年金のみ)で、ボランティア先では水も食料も貰わず、娘が作ってくれたおにぎりを持参。貯金もゼロだそうで、残りの人生全てを災害ボランティアに捧げるつもりなのは、魚屋で色々社会にお世話になったので、その「恩返し」をしているという。




普段は水以外飲まない(お酒も東北震災の仮設住宅がゼロになるまで一切飲まないと決めているそうだ)洗濯も水だけ。またレトルトごはんを持ち歩き、水を入れて食べる非常食を常備。(レンジなど被災地には無いので)またコンビニも被災地では使わないそうだ。(被災された方が優先と考えて)




ちなみに医学的なことをいうと、人の体は「糖」さえあれば動ける。

ご飯のような炭水化物は消化される中でブドウ糖と同じ糖になって吸収されるので、筋力と脳に送られる。だから、僅かな栄養素に加えて、ご飯だけでもあれば人は動ける。(入院中に1日中ブドウ糖点滴でも過ごせるのはそのため)運動に必要な糖と最低限の栄養素があれば、それで体を動かせる。



戦争中の国民も乏しい食糧でも昔の人は、今の一人より良く働いていた。

今の70代で経済的にも安定している多くの人たちは、1日に30品目だの、マスコミで取り上げられた食品だの、栄養や健康に関心大で、世の中のことや他人のことに無関心。尾畠春夫さんと同年代の多くの高齢者は、まずここまで動けない。





尾畠春夫さんは65歳で魚屋を辞めてから、そのままボランティアとなったので、常に体を動かしている。家でも被災地と同じで布団の上では眠らず、何時でもどこでも寝られるようにゴザの上に寝ているので、ボランティアの素養がすでに違う。




尾畠春夫さん本人が「他人の助けは借りずにやるのが自分のやり方」と言っているので、尾畠春夫さんのやり方を尊重すべきであり、本人が好きでやっていることなので、ボランティア活動の仕方については、他人がとやかく口を出すべきではない。





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尾畠春夫さんはボランティアが原因で家族と疎遠?



尾畠春夫3


尾畠春夫さんを特集したミヤネ屋では、尾畠春夫さんの私生活についても放送された。
素晴らしいご活躍をされたので、十分賞賛されて良いが、本人のキャラクターもあって、マスコミが面白おかしく報道しすぎており、そうなると逆に世間からの反感にも繋がっている感がある。



ご本人は全然、悪気はないのだろうが、取材で「奥さんは、5年前に用事があって出かけてまだ帰っこない」と語って、ネットでも「熟年離婚?」とか、「すでに先立ってる?」とか、様々な憶測が飛び交った。




また尾畠春夫さんは「来るもの拒まず、去るもの追わず」がポリシーのようで、嫁自らの意思で去られたから追わないのだろう。2chでは、ミヤネ屋に「余計なこと聞くな」「せっかくのヒーロー話を汚すな」という意見もあったが、あの映画や漫画から出てきたようなキャラクターをほっとけない気持ちも分かる。



その後のMrサンデーの放送では、嫁は健在だと報じている。

なぜ、家族や嫁と別居しているのか?というと、何やら逃げられたのではなく、テレビで騒ぎになってるからマスコミの前に出てくるのが嫌で娘さんの家にいるらしい。



尾畠春夫さんは、東日本大震災や広島の災害にも救援にかけつけ、徒歩で鹿児島から北海道の稚内まで歩いた記録を持ち、北アルプス55山にも登頂、今までに何度も新聞に載っていたまさにスーパーボランティア。



若者からはその熟練ぶりに「師匠」と呼ばれて、自治体にもアドバイスをしてきた、真の実力者。家族との別居は、こういった注目を集めることを避けたい気持ちがあったのかもしれない。



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尾畠春夫さんの今後


尾畠春夫4



尾畠春夫さんの功績から、ネットでは「こういう人間が国民栄誉賞を受賞すべき」という声が多い。





管理人の個人的な意見とすれば、国民栄誉賞を議論することなどナンセンス。
そもそも、ボランティアとは「自分にできることを、自分のために行う」ものであり、他人の助けとなるのを目的としたものではない。尾畠春夫さんが自分の生き方を実践する中で、結果的に行方不明だった子供が無事に救出されたというだけの話。それを聖人君子の偉業として捉える人が多いのは、ただ単に日本がボランティアの後進国だからと言わざるを得ない。



何らかの形で尾畠春夫さんを表彰することには賛成だが、そうした前例ができることで生じる社会への悪影響を考慮しなければならない。「有名になりたいがために偽善を働く者」、「自分が報われないから」と「他人を妬む者」。こうした人間が増えてしまう世の中では困る。



尾畠春夫さんを英雄視するを批判するわけではなく、それはマスコミによる報道を鵜呑みにした結果であって、我々がすべきことは、尾畠春夫さんの功績を賞賛することではなく、「そういえば、ボランティア活動で凄い尾畠春夫さんというおじさんがいたな」という記憶を忘れないこと。それが「感銘を受ける」ということになる。



尾畠春夫さんはただ困っている人のところに馳せ参じ、問題が解決したり、困難が少しでも改善され人々が生きる希望を見出すことができれば、それが最大の喜び。



勲章とか栄誉を尾畠春夫さん本人が欲していない。
尾畠春夫さんには、いつまでも自然体で自分がやりたいボランティア活動を少しでも長く続けてもらいたいものだ。









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