ケイティーピアーズ誘拐監禁事件 (4)
2019年10月23日(水)放送、TBS系列「ワールド極限ミステリー」
20時00分~21時57分


東大王・伊沢がケイティー・ピアーズ誘拐監禁事件の謎を解く。


アメリカでの子供の誘拐は年間46万人、1日に1千3百人も起きている。

離婚率も高くどちらかが子供を連れて家を出て行くのが誘拐としてカウントされるので殆どはどちらかの親元にいる事が多いが、本当に誘拐されてしまい未解決のままの事件も多い。中には、ゲ一トを閉じて必死の捜索の後、トイレから着てた服が見つかり、髪の毛も切られ、発見されたときには性別を変えられたという事件もあった。


今回は当時、9歳だったケイティー・ピアーズを地下に監禁したこの事件の謎、そこは少女のために造られた特別で秘密の部屋だった衝撃の誘拐目的とはいったい何だったのか?



東大王・伊沢がこの謎に挑戦するので、放送に先駆け、事件の概要についてまとめてみた。






■目次

ワールド極限ミステリーとは
ケイティー・ピアーズ誘拐監禁事件とは
アメリカにおける誘拐事件
ケイティー・ピアーズ誘拐監禁事件の真相
ケイティー・ピアーズ誘拐監禁事件はなぜ解決できたのか?

ワールド極限ミステリーとは






『ワールド極限ミステリー』はTBS系列での日本のクイズドキュメンタリーバラエティ番組。


世界各国で起きた事件や事故を再現ドラマ形式で流し、VTRの途中に先の展開についてのクイズを出題しながら紹介していく番組。


水曜21時台がレギュラーのバラエティ番組枠になるのは、2010年11月から2011年7月まで放送された『くらべるくらべらー』以来約8年3ヶ月ぶりとなる。 過去に8回特番で放送されており、第6弾までは『ワールド犯罪ミステリー』(ワールドはんざいミステリー)というタイトルで放送された。




参照wiki




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ケイティー・ピアーズ誘拐監禁事件とは



ケイティーピアーズ誘拐監禁事件 (4)

アメリカのニューヨークで起こった9歳の少女誘拐・監禁事件のミステリーに迫る。
いつも優しく接してくれる近所のおじさんにダマされ、連れていかれたのは地下に作られた恐ろしい監禁部屋だった!


犯人が少女を誘拐した驚きの目的とは?警察の捜査を免れるためにとった驚愕の犯人の手口を推理せよ。少女は無事脱出できるのか?


公式サイト





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アメリカにおける誘拐事件






アメリカでは、年間800万人の子どもが行方不明がいるが、アメリカでは誘拐事件が起こると、警察はまず身内(両親や配偶者)を疑う。


たしかに見知らぬ人に誘拐されることもあるが、アメリカの場合、離婚した夫婦のうち、親権を与えられなかった方の親、またはその親(子供にとっては祖父母)が子供を連れて行ってしまい、行方をくらわす、と言うことも多い。




なので、州によっては、14歳未満の子供を一人で留守番させたり、一人で家の外に放置し、子供が居なくなった場合、親が「Child neglect(児童放置)」の罪に問われることはあるほど。




また、本当に誘拐が発生することも多い。

誘拐事件は無事でいられる時間は、96時間と言われており、元CIA工作員の父が、誘拐された娘を救い出す映画「96時間」でも詳しく説明されている。



誘拐の目的違えど、「96時間」という一定期間を過ぎると犯人が「殺せなくなる」という。
それは、犯人と被害者のコミュニケーションによるものだそうだが、(ストックホルム症候群みたいなもの)アメリカだと誘拐だけでなく「失踪後」24時間とか48時間とかで「生存確率が急激にに下がる」そうだ。


また、生存している例では、以前テレビで、アメリカで子供の頃(生後まもなく)誘拐されて誘拐犯に育てられ、大人になって結婚しようとしたら出生証明書がなくて事件が発覚したと言うようなドキュメント番組が放送されていた。つい最近も、アメリカで誘拐犯が我が子として育てていて6年後にDNA鑑定で事件が発覚といった内容の番組があったが、どちらの事件でも子供は普通に育てられ、学校にも通っていたようだ。


このように、誘拐事件も様々で、すべてひっくるめると、アメリカが一番誘拐が多い国となっている。




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ケイティー・ピアーズ誘拐監禁事件の真相



ケイティーピアーズ誘拐監禁事件 (4)


1992年12月28日、ケイティー・ピアーズは10歳の誕生日を迎えようとしていた。

父親の友人で家族ぐるみで親交があったジョン・エスポジトは、アミューズメントパークにケイティー・ピアーズを連れ遊びに行った際、「誕生日プレゼントをあげたいから、うちに取りに来なよ」と自宅に連れだす。




ジョンの目的はケイティー・ピアーズの誘拐だった。

ジョンはそのままケイティーを自宅に作った地下室に誘導し、その部屋に監禁。地下室にはテレビやベッド、電気をあり普通の部屋の状態で、計画的にこの部屋に誘拐を狙っていたのだった。ケイティー・ピアーズをその部屋にいれ、ジョンはケイティー・ピアーズの母親のところに向かい、何食わぬ顔で「一瞬目を離したすきにはぐれた、誘拐されたかもしれない」と警察に通報するように仕向ける。




警察は防犯カメラの映像からすぐにジョンを容疑者として浮上するも、その手掛かりが一切ない。



なんの手掛かりもないまま2週間が過ぎた1993年1月13日、警察が再びジョンの自宅を訪れ、地下室を捜索。ケイティー・ピアーズを無事発見することに成功する。誘拐犯のジョンは1994年7月27日に終身刑を宣告され、事件は無事解決することができた。





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ケイティー・ピアーズ誘拐監禁事件はなぜ解決できたのか?






ここで疑問に思うのは、なぜ警察が2週間たって再びジョンの自宅に訪れ、地下室を見つけたのか?




この事件を解決したのは、FBIの職員。

ケイティーピアーズ誘拐監禁事件 (3)

FBIは連邦政府が関係する様々な事件の捜査や、公安に関する幅広い情報収集などを行う組織。特に組織犯罪や麻薬(82年以来)、テロ、対敵情報活動、企業スパイ、コンピューター犯罪などを捜査しているが、逮捕権はない。


テロ・スパイなど安全保障に係る公安事件、連邦政府の汚職に係る事件、複数の州に渡る広域事件、銀行強盗など莫大な被害額の強盗事件の事案など、誘拐の疑いのある失踪事案では、事案認知から24時間を経過すると、広域事件として自治体警察からFBIに捜査主体が移される。


FBIはアメリカ国内での法執行機関の最高組織でエリートの集団。

逮捕権がないのは、権力が集中しないようにわざと警察と別組織にしているのだが、管轄地域や根拠法によって担当が分かれていて、重なる部分があるので、警察と協力することもある。市町村の警察は地元の有力者と癒着してしまいがちなので、その場合は州警察や連邦警察(FBI)に訴えればいいので、心強い。警察組織同士も、過剰に仲良くして癒着されるより、ライバルとして競い合うくらいのほうが健全という考えなのだろう。



このFBIがジョンの過去の犯罪と、最初に家宅捜査した映像から地下室を作った可能性があることを指摘。日本で言えば「キャリア組」がFBIなので、ケイティー・ピアーズ誘拐監禁事件のような地元警察では手に負えない事件では自ら要請する事もあるし、連続殺人、爆破事件、誘拐、銀行強盗には乗り出してくる。

ケイティーピアーズ誘拐監禁事件 (1)


地元警察では縄張り荒らされるのは面白くないと思う人やひがんだりする人もいるので、東大王・伊沢のようなエリートも謙遜を持てば嫉妬なんかおこらないという教訓だろう。




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