多重人格haruはやらせ (4)
2019年10月28日(月)放送、TBS系列「1番だけが知っているSP」
21時00分~22時57分






amebaTVで特集され、話題の多重人格者haruが出演し、多重人格の日常が公開される。



多重人格とは、全く無意識で人格が入れ替わってしまう障害。
物語に出てくるようなステレオタイプの多重人格のように人格ごとに名前があったり、明確な区別があるわけではない。



ただその時々によって、意識せずとも顔つきや声色が別人のように変わる。
人格それぞれ服の好みもバラバラで、発言も一貫していない。その時その瞬間の本音を言っているが、その本音がコロコロ変わるので結果的に一貫しなくなっている。



人格が昨日と違っていても違うことに自分はその時は気づかず、八方美人でもあり、腹黒くもあり、嫉妬心も人一倍強いharuは今回は素顔で登場する。





いったいharuとは何者なのか?


今回は、haruと多重人格についてまとめてみた。





■目次

haruとは
haruの生い立ち
haruは10人の多重人格
多重人格とは
多重人格は治らない?

haruとは



多重人格haruはやらせ (4)


haru(本名非公開)
1996年生まれ

GID(FtM)/ADHD(ASD傾向)/DID(多重人格)の診断済み20代。障害者手帳3級。通信制大学生。cotonoha[ @cotonoha_voice ]の開発者。放デイ保育士で塾講師でシステムエンジニア。



参照Twitter




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haruの生い立ち






多重人格haruはやらせ (1)

1996年、haruはエンジニアの両親のもとに「女性」として生まれる。

両親は小2の時に離婚し、それ以降祖父母とともに母の実家で暮らすようになった。父親は、小6のときに他界。 性別違和も同時期に感じていたが、成長すれば心も女性になると信じたという。





小学校まではトップだった成績だったが、中学に入ってすぐに下がり、子供に起こりやすいとされる、起立性調節障害を発症。ストレスが主な原因とされるが、性別違和の悩みのほか、学校生活になじめなかったことも影響していた。



中2の頃にはうつ病と診断され、現実から逃れたい一心で処方薬をいっぺんに飲み、病院に運び込まれたこともあった。 それまで記憶がなくなることは何度かあったが、交代人格が顕著に現れはじめたのは、受験を控えた中3の頃。答案を返却されると、覚えのない答えが書いてある。テストを受けている時の記憶もない。こんなことが頻繁に起きた。



「誰か」が知らぬ間に理系科目の学力を上げ、試験を受け好成績を上げていたのだという。

高専では当初成績も良く生活は順調だったが、思春期にさしかかり性別違和の苦痛が耐え難いものになっていた。 病院で性同一性障害の診断を受けたときは、安堵よりもむしろ、先行きへの不安が大きかったという。



その後ホルモン治療を開始し、学校にも配慮をしてもらう中で生きづらさは少しずつなくなっていったが、その頃、交代人格がついにharuの生活に侵食してくるようになった



親の転勤で東京の高専に転校した3年次から学業や学校行事が猛烈に忙しくなると同時に、再び日常の記憶が曖昧になることが相次ぎ、やがて「僕」以外の人格でいる時間のほうが長くなった。 授業開始時間に学校ではなく別の場所にいる、午後に学校を抜け出す、保健室や図書室に逃げ込むなどの自分自身の光景が断片的に脳裏に残る。



学校を飛び出て、ひたすら歩いている場面がスライドのように見え「いや、どこだよ」と心の中でツッコミを入れることもあった。テストは、自分よりも賢い「誰か」が受けているため成績に問題はなかったが、それ以外の時間は体が学校にいないため、出席日数が不足するようになっていた。



「明らかに、君の意図じゃないよね」
すでにharu氏の中に「誰か」がいることに気づいていた当時の担任は、そういってharuに診断を受けることを勧めたことで、自身の多重人格を自覚できた。


参照エキサイトニュース




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haruは10人の多重人格





多重人格haruはやらせ (2)

医師はharuに、解離性同一性障害と診断。



haru:主人格の「僕」。


洋祐:「僕」と同い年で、交代人格のまとめ役。


結衣:16歳。
交代人格の中で唯一の女性。体の性別に沿わせようと頑張った時期、彼女を生み出すことで女性として生きようとしたのではと考えられる。 悠:男性でも女性でもない。鬱病で不登校になった時に形成されたと思われる。知らない間にリスカさせられた。



はると:6歳。
詳細不明。


悟:13歳。
中学に入学し、一生けん命適応しようと思っていた頃の人格。


圭一:25歳。
学生時代、テストを代わりに受けて成績を維持していた存在。賢い。


航介:17歳。
高専でロボットを作っていた時期にいたのではと推測される。


付(つき)年齢不詳。
気がついたときにいた。深夜に家を飛び出したりしていた頃の人格。


圭吾:19歳。
他の人格から聞くところによると、変な人に絡まれるなど危ない局面で、まとめ役の洋祐が意図的に出せる唯一の人格。彼以外の人格はあっけにとられているが、圭吾は逃げたり振り払うことができる。「僕」が19歳の頃と関係しているかも知れないが、その時何があったか思い出せない。



灯真:年齢がなく、いつからいたか不明。
真剣な雰囲気が苦手な「僕」の代わりに、彼が全部肩代わりしている。




交代人格は明確には名乗らないが、声がはっきりと分かれているため識別できるという。haruは、主人格でいることへのこだわりはないせいか、1日2時間ほどしか表に出てこない。






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多重人格とは



多重人格haruはやらせ (3)


多重人格とは、自分が自分であるという感覚が失われている状態。


こうした中で、自分の中にいくつもの人格が現れるものを多重人格障害(解離性同一性障害)と呼ばれている。 ある人格が現れているときには、別の人格のときの記憶がないことが多く、生活面での様々な支障が出てくる。



参照wiki



解離性障害になる原因は、極度のストレス、精神の発達異常、小児期の保護や養育の不足などが原因と言われている。


性的虐待の可能性もあるが、それはむしろまれ。

それ以外にもネグレクトされていたとか普通の虐待などもあるし、親は一切関係ないことも多くある。例えば、地震や火事などの災害、事故などで非常に恐ろしい体験をした場合にも解離性症候群が起こる可能性があるので、何が原因である、とは一概に言えない。



ただし、解離性症候群の人を見ていれば何に恐怖感や嫌悪感を持っているか、なんとなく分かる場合もあり、専門家がカウンセリングをすることによって原因が分かるが、発症してしまうことを抑えることは難しいとされている。




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多重人格は治らない?





多重人格haruはやらせ (5)


多重人格は上記の通り、精神的な病気なので、なかなか治りにくいが、haruの解離性同一性障害を克服する方法はharu自身が「自分を知り、自分を大切にすること」しかない。




解離性障害は「心」と「体」が分離し、「目的が摩り替わる」特徴がある。

例えば、「ご飯を食べる」ことをしていたのに、「しんどい」と感じると、「しんどいことを失くす」ことを考えてしまう。そして、「しんどいをすぐに失くす」ことを考えてしまうと、「しんどい」はすぐに解決できないため、時間がたつうちに「お腹がすく」という2つ目の「違和感」を作ってしまう。




そして、「しんどい」はあるものの、次に感じた「お腹がすいた」を解消するために「ご飯を食べる」に目的変換する。だから、最終的には「正しい目的意識を認識できるようにする」ことが必要となる。




ただ、患者本人は「目的は摩り替わる」状態であるため、「問題」を正しく解決することが困難。他人から見れば、「なんでわざわざ苦しい生き方をするのだろう?」と感じ、正しく目的を認識するために「教える」行動をとるが、患者は「摩り替わった問題」の方が重要度が高いと感じるため、信用してもらえないと感じてしまう。



だから、早期に治療を行う場合は「haru本人の気になることを第一優先して問題を解決する」ことを行い、次に「本来の目的を達成する」ことにより、本人は「私の気持ちを理解してくれている」と感じ、「嬉しい」という気持ちを作ることができる。




そもそも、精神病は「ドーパミン(やる気を作る物質)が作りにくい」ことにより、発症する。ドーパミンは薬で作ることができず、作る方法は「安心する」や「楽しい」ことによって作られる。だから、「安心」を提供することこそが治療となり、病気を解決することにつながっている。



そして、haruが「幸せ」や「楽しい」と感じることを「目的」にすることに気づいた時、自然と病気は改善していくことができるだろう。









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