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2020年2月9日(日) 放送、TBS系「林先生の初耳学」
22時00分~22時54分





デヴィ夫人が国を揺るがせたメッテ・マリット王太子妃「薬物疑惑事件」の真相を告白する。




ノルウェーのホーコン王太子の妃メッテ・マリットは、平民出身でシングル・マザーのウェイトレスだった。王太子御夫妻の長男マリウスくんは妃の連れ子(元カレの子)なので、王位継承権はなく、王太子御夫妻の間には長女イングリット王女と二男スヴェレ王子がお生まれになっているので、お世継ぎであるイングリット王女が将来、平民の男性と結婚されたならば、その方もプリンスの称号を与えられる。



そんなメッテ・マリットには過去に国を騒然とさせた薬物事件があり、王妃の座を退けられそうになったことがあるという。




今回はメッテ・マリットの過去の事件が紹介されるので、概要についてまとめてみた。



■目次

メッテ・マリットとは
ヨーロッパの王室制度
王室と結婚した場合
メッテマリットの過去

メッテ・マリットとは



メッテマリット過去 (1)

生年月日1973年8月19日 



ノルウェー王太子ホーコンの妃。
ジャーナリストの父スヴェン・ホイビーと母マリット・ヒェッセムの子として、ノルウェー南部のクリスチャンサンで生まれた。兄2人と妹1人がいる。11歳の時に両親が離婚したため、母に育てられた。



交換留学生としてオーストラリアの高校で学んだことがある。少女時代の生活は荒れたものであり、麻薬に手を染めたこともあった。


1997年、当時交際していた男性との間に子を身ごもったが、男性は妊娠が判明すると彼女を捨てたため、シングルマザーとして長男のマリウスを出産。これを機に彼女は今までの生活を改めることを決意して麻薬を断ち切り、育児をしながら飲食店などで働くかたわら、猛勉強をしてノルウェー最高学府のオスロ大学へ入学した。




オスロ大学の学生だった1990年代後半、王太子ホーコンとロックフェスティバルで意気投合。



マリウスを連れてホーコンと同棲を始めた。王太子が結婚もしないまま同棲するのはもちろん、彼女がシングルマザーであることも国民の驚きを持って迎えられた。



また、2人の交際が深まるにつけ、マリウスの父親が麻薬常習者で服役していること、彼女自身も過去に麻薬パーティーに参加した経歴があることなどが次々と暴露されたため、連日マスコミは彼女らを非難した。2000年12月に正式に婚約が発表され、その際の会見でメッテ=マリットは涙ながらに自らの過去を国民に謝罪し過去との決別を約束。この会見で好感度を急上昇させ、国民の支持を獲得した。



2001年8月25日、オスロ大聖堂で成婚。
結婚後は、公務や外国王族の冠婚葬祭に出席する機会が多くなり、海外訪問を積極的にこなしている。2002年から2003年、ロンドン大学東洋アフリカ研究学院 (SOAS)で中東・アフリカ関連の講義を受講。ノルウェー開発協力局(NORAD)にインターンとして勤務したこともある。



ホーコン王太子との間に、イングリッド・アレクサンドラ、スヴェレ・マグヌスの2子がある。マリウスには王位継承権はない。 2011年7月に発生したノルウェー連続テロ事件での犠牲者の中には、メッテの義兄(母親の再婚相手の連れ子)が含まれている。





参照wiki





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ヨーロッパの王室制度




メッテマリット過去 (3)


日本にも皇族があるように、ヨーロッパ諸国で王室があるイギリス、オランダ、スウェーデン、ベルギー、スペインなどで王族の人権はどのようになっているのか、疑問に思う人もいるだろう。




簡単に説明すると、先ず王族と皇室は、根底から違う。

王と言うのは下から権力者であり、すべての権利を有する存在。まさにその王が束ねる民衆の最高権力者、です。当然権力者にも人権はある。




日本の皇室の場合、日本建国の理念として家族のような国であり、本質的に天皇と国民との間に違いはない。当然、それを中心に国家を纏める以上、王族と似たような形、つまり見た目には「天皇が全権を持っている」ように見えるが、それは違う。天皇は国家という家族の長であり、それに必要な「義務をこなしている」というのが日本の天皇の古来からの考え方。



こうした考え、価値観を知らない西洋では天皇も王、または皇帝、と理解したので、敗戦後の日本に天皇の権力を徹底的に抑えるための制度を押し付けようと考えたが、その結果、以前とさほど違わないものとなっているというのが現状にある。



その微妙な差異が理解できないアメリカ人が皇室、天皇を定義したため、現行憲法のようにわざわざ「人権を持たないかのように解釈できる文言になってしまった」。





イギリス王室は、○○王女が駐車違反で捕まったり、○○皇子のスキャンダルが報じられたり、国民と近い。しかし、日本の皇室ではあり得ない。これはアメリカの影響とし考えられず「国民に民主主義を!」と 皇室を隔離した結果。





このように王室と皇族は似ているようで、まったくの別物と考えていい。






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王室と結婚した場合







ヨーロッパの王室は近年、恋愛結婚が主流になっていて、それほど身分に拘らなくなっているようだが、イギリスでは、王族以外の男性と結婚しても、王女の身分はそのまま。日本のように、女性皇族は一般男性と結婚すれば皇籍を離脱することはない。(ただし生まれてくる子どもたちは、王子、王女とは扱われない)




とにかく王室には厳密な法的なものは無い。

アン王女の結婚相手は王族ではないが、彼女は王女の身分のまま。エリザベスの妹のマーガレットも同様。つまり結婚によって、王族たるの資格を失うことは無い、ということ。



一方、王子の妻たちは、妃として王族の扱いを受ける。
逆に王女の夫は、王子の身分を得ることは無く、王族の扱いにはならない。例外は、エリザベスの夫であるエジンバラ公だけ。彼は王子と呼ばれることになっている。




スウェーデンのヴィクトリア王太子が平民の男性と結婚されたが、相手のダニエル・ウェストリング氏は、プリンスの称号を与えられた。ヴィクトリア王太子とダニエル王子との間に御子がお生まれになった場合、その子は、王太子の弟王子よりも王位継承順位は上になる。



このように、王室の結婚は条件がないので、当人同士の意思を無視して行われる非人道的な行為の政略結婚が多かったそうだ。




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メッテマリットの過去



メッテマリット過去 (2)


上記の通り、王家との結婚は近年、恋愛結婚が増えている。

その理由は、王位継承順位というのは大体決まっているから。

・後継者問題
・結婚問題
・政治問題
・宗教問題


ゴタゴタするのは大体この辺で、王家の直系が絶えて血縁者を後継者にすることがあり、ヨーロッパの王室の場合この血縁者が国外にいるケースが結構ある。(イギリスの王家の血縁者がドイツにいたり、スペインの王家の血縁者がフランスにいたりする)




王家の血統で後継者と言っても、生まれも育ちも外国だから国内でも難色を示す人はいる。
また、同じく血縁者が別の国にいたりすると「うちの方が血縁的に近いだろ」と横から出てきて後継者問題に発展。スペインのハプスブルク家が絶えた時に、王の姉の息子(フランス)を後継者にしようとして、王の妹の息子(オーストリア)の方が良いと名乗り出て戦争に発展している。



オーストリア大公家の後継者問題で有名なのがマリア・テレジア。
元々は女性に継承を認めていなかったのを父カール6世が周囲を説得して女性継承を認めさせた。が、カール6世が死ぬと周囲は手のひら返してマリア・テレジアの継承を認めない。あげくテレジアの夫のフランツ・シュテファンの神聖ローマ皇帝継承も認めないと言い出す。


ここで起きたのが継承戦争。

ロシアの女帝エリザヴェータは独身で子供がいなかったので甥のピョートル(ドイツ生まれドイツ育ち)をロシアに呼び寄せ後継者としているが、これがもうどうしようもないボンクラだった。しかもロシア大嫌いプロイセン大好きという、ロシア皇帝にまったくふさわしくない人物。皇帝になった途端に勝利目前だったプロイセンとの戦争を止めさせるし、ロシア軍にプロイセン軍式の訓練する始末。



ついには、妻のエカチェリーナにクーデター起こされて皇帝の地位を失っている。
エカチェリーナはロシア皇家の血なんて一滴も入ってないのに女帝に君臨し、ロシアを発展させた。ちなみにエカチェリーナとピョートルの結婚についても結構ゴタゴタしている。エカチェリーナはドイツの中小領邦を治める貴族の家柄だが、ロシアの皇后になるほどの家柄ではない。母が名門の出で、その母の死んだ兄というのがエリザヴェータ女帝の婚約者だったという間柄。その程度の関係なので結婚に反対した貴族もいた。



そして、ノルウェーのホーコン王子の妻メッテ・マリット妃は、結婚前に他の男性との間に子供を産んでいるシングルマザー。しかも麻薬を使用した過去まであった。



現代における王室、その他の王族は、免責特権や不逮捕特権、訴追されない特典等の特別な権限を有していない。




特別ではあるものの、一般人と同じ人権なので、マリウスの父親が麻薬常習者で服役していること、彼女自身も過去に麻薬パーティーに参加した経歴があることなどが次々と暴露され、連日マスコミは彼女らを非難した。



しかし、国王は二人の恋愛を認め、後押し(ちなみに国王も恋愛結婚、王妃は民間出)、この会見で好感度を急上昇させた。その姿勢から国民は徐々に彼女を受け入れ、ついに結婚となっている。



もちろん他の男性との間に生まれた息子には王位継承権はないが、王子との間に生まれたイングリド・アレクサンドラ王女が将来女王になることになる。








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