の武藤杜夫さん (4)
2020年2月23日(日) 放送、フジテレビ系日曜THEリアル「居場所をください」
20時00分~21時54分






育児放棄、虐待、いじめ、非行、10代での妊娠など傷だらけの子どもたちと向き合う元少年院法務教官・武藤杜夫さんに密着。



親が再婚して、のけ者扱いされ、児童相談所へ預けられた子供たち。親がうつ病で生活保護で子供は放置、お風呂も入っていないような子供、まだ小学生なのに夜家に置いて彼氏の家に遊びに行く親。どれも実話で現在も続いているという。



「子ども達の居場所を作りたい」

学校や家に居場所がないと感じる子ども達が、犯罪や自殺に逃げる前に、逃げ込む事が出来て、気軽に相談できる場所が今こそ必要だと立ち上がった元少年院法務教官・武藤杜夫さん。




大人になった今だからこそ、そんな子ども達に居場所を作っていきたい。一時的な避難場所そんな場所があって、同じような境遇の子ども達と頼れる大人がいる、そんな場所があれば、無理に自分を隠さなくても仲間を作れるし、自分を見つめなおし、将来に向かって行く事もできる。元少年院法務教官・武藤杜夫さんの生涯の夢であり、使命。



今回は、元少年院法務教官・武藤杜夫さんとはどんな人物なのか?




放送に先駆け、元少年院法務教官・武藤杜夫さんについてまとめてみた.





■目次

「居場所をください」とは
武藤杜夫とは
少年院法務教官とは
武藤杜夫さんのように「居場所」を作るには

「居場所をください」とは




『居場所を下さい…』は、フジテレビ系列(FNS)の「金曜プレステージ」枠にて放送されたドキュメンタリーの特別番組。家庭問題、いじめ問題、虐待などを扱っている。



参照wiki




放送内容


育児放棄、虐待、いじめ、非行…傷だらけの子どもたちがいる。
社会とも家族とも関われない、これまでにどこにも居場所がなかった彼らとどう向き合えばいいのか。どうすれば社会復帰させてあげられるのか。親や環境の問題で「居場所」を失い、不登校、引きこもり、非行に走る子どもたちに、熱血先生たちが「居場所」を作り、24時間、全身全霊で向き合ってゆく。


・元少年院法務教官・武藤杜夫さん(41)交際相手のDV、母親の育児放棄、義父からレイプ…。
居場所をなくしてしまった非行少女を一時的にシェルターで保護し、社会更生を手助けする活動をしている元少年院法務教官の武藤さん。「信頼できる大人が1人いるだけで、子どもは立ち直る」という信念のもと、日々、独自のパトロールを続けている。リストカットを繰り返す家出少女。幼少期に育児放棄され、10代から風俗で生計を立てる女性…孤独と困難を抱えた沖縄の子どもたちに寄り添い続ける姿を追う。




・『ピースフルハウスはぐれ雲』理事長・川又直さん(65)
1987年、共同生活寮『ピースフルハウスはぐれ雲』を開設して以来30年以上、規則正しい合宿生活と農業を通じて、不登校や引きこもりの若者たちの自立支援に取り組んでいる川又さん。これまで31年間で430人が利用し、社会に送り出してきた。現在13歳~40代まで男女15名が共同生活している。




公式サイト




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武藤杜夫とは




の武藤杜夫さん (3)


武藤杜夫(むとうもりお) 

生年月日 1977年9月6日
出身 東京都


中学生時代に不良の仲間になり、非行の問題行動が深刻化。
ボクシングジムに入り浸り、学校をボイコットしていたため、成績は3年間オール1。おちこぼれの烙印を押される。 その後は、ヒッチハイクで全国を放浪するなど浮浪児同然の生活を送るが、教育者としての使命に目覚めると、一転、独学による猛勉強を開始。一発合格で法務省に採用される。



2009年には、沖縄少年院の法務教官に着任。
逆境から獲得した人間力で多くの非行少年を感化し、更生に導くなど、短期間でめざましい実績を上げる。マスコミの注目を集め、スーパー公務員として将来を嘱望されるが、2017年、幹部への昇任を固辞して突然辞職。同時に、教え子である少年院の卒業生らと「日本こどもみらい支援機構」を設立し、代表に就任する。 現在は、沖縄全島を舞台に、非行を始め、不登校、ニート、ひきこもりなど様々な問題を抱える青少年と現場最前線で交流しているほか、講演活動、執筆活動などにも精力的に取り組んでおり、その活躍の場は全国へと広がっている。




参照wiki




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少年院法務教官とは



の武藤杜夫さん (1)



少年院の刑務官と法務教官の違いを簡単に説明すると

刑務所・拘置所などの刑事施設で働く人→刑務官
少年院などの少年施設で働く人→法務教官

刑務所と少年院の目的が違い、


刑務官のメインの仕事は、受刑者の戒護(刑務所の目的は、罰を与えること)
法務教官のメインの仕事は、少年の教育(少年院の目的は、教育すること)





武藤杜夫さんのように少年院で働く法務教官は、拝命(採用されること)してすぐ担任を持ち、2~3人の少人数グループで、改善教育や教科教育を行う。少年院では、懲役のような作業はなく、(作業のようなこともするが)懲役のように罰として行うのではなく、将来の生活設計のための教育を行っている。



なので、小学校の先生のように、「すべての分野の先生にならなければならない」



少年院には、義務教育を受けていない少年もたくさんいるので、中学校程度の勉強は教えなければならない。進学校という訳でもないし、それほど勉強熱心な少年もいないのであまり難しいことは必要ではないが、体育とかも一緒にやらなければならないので体力的に大変。




一方、刑務所で働く刑務官は、拝命したらまず、夜勤班に組み込まれる。
夜勤は、いわゆる一番下っ端の刑務官のする仕事で、ただの見張り役。日勤勤務中は、運動立会や入浴立会、または、面会や診察の連行など本当に、「見張り」がメインの仕事になっている。




刑務所においても、再犯防止教育など、様々な教育活動が行われるが、それらの教育に携わるのは、『教育部門』という部署に配属された刑務官。ベテランになってくると、工場や舎房の担当を持たされ、ある程度裁量的に、受刑者に働きかけをするようになる。



教育を行えるか、行えないか、積極的に働きかけが出来るか、出来ないか、法務教官と刑務官の大きな違いはそこ。



一般的に、法務教官の方が「やりがい」としてはある仕事と思われているようだ。

採用されたらすぐ「先生」と呼ばれるし(いちおう、刑務官も「先生」と呼ばれるが)刑務官として採用されても、少年施設に異動を希望する人が、たくさんいるほど「やりがい」を感じれる職業といえる。





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武藤杜夫さんのように「居場所」を作るには


の武藤杜夫さん (2)



児童虐待事件は、6割以上が児童相談所などの行政がかかわっているそうだ。


では、なぜ助けることができないのか?




児童相談所の職員は警察官のように強権的な権限が無く、個人情報保護と児童虐待の狭間に立たされている。また、家庭内に立ち入る権限はあっても手続きが煩雑で、実務上役に立っていないのが現状。



児童相談所以外で働く者としては、児童養護施設の職員、子どもシェルターの職員などあるが、主に子供や親の相談に対応程度。虐待通告があれば、通告を受けた家庭に行き家庭訪問を行ったりもするが、強制力はない。



児童養護施設の職員の場合は主に何らかの事情で親と過ごせなくなった子供たちや、帰る所のない子供たちの自立支援を行い、子供シェルターの職員の場合も同じようなことを行う




管理人はこのような職に就いている知人を知っているが、児童福祉司の現状を一言で表すとなると本当ン「酷い」の一言。地域によって異なるが、厚生労働省によると2017年度の全国児童福祉司配置数は3235人に対し、児童相談所における虐待相談件数は133778件と発表されている。これを計算すると児童福祉司1人あたりの虐待相談対応件数は全国平均で約40件。





こんなに多くの件数を1人で抱えるとなると相当のやる気と覚悟が必要。

また、子供をやむを得なく一時保護した際などに子供を返せと保護者が児相に怒鳴りこんできたり、職員に暴力を振るうという事例も少なからずあるというのも事実。忙しさのあまり、ストレスで辞めてしまう職員も多いという。



管理人は過去に、ミネルヴァ書房の『児童相談所はいま -児童福祉司からの現状報告-』という本を読んだことがあるが、実際に相談しても地区の児童相談所の担当の人に「あなたはしっかりしてるから数年我慢して家を出ればいい」と見放されている。




年齢的にも誕生日が来たら保護対象外になり、相談すら受け付けてもらえない。



そんな現状を知っている武藤杜夫さんは、助けが必要な子どもを探し出す「ディスカヴァー型(探索型)相談支援」を設立。ディスカヴァー型の支援とは、武藤杜夫さんが現場での支援を重ねる中でたどりつき編み出した手法で、施設などで来所者を待つ従来の「センター型」や、要請に応じて訪問する「アウトリーチ型」とは異なり、深夜の街頭巡回、SNSの監視、交流がある子どもたちからの情報提供等により問題を抱える子どもを積極的に探索し、接触を図って困り感を引き出すとともに、適切な関係機関と連携してその状況を打開することを目的としている。


なので、一時的にアパートを借りて子どもの居場所(シェルター)をあちこちにオープン。
このシェルターに居場所のない子供たちを住ませて、生活を支援しているという。




今夜の放送では、子供たちの生活の一部を紹介。。リストカットを繰り返す家出少女。幼少期に育児放棄され、10代から風俗で生計を立てる少女…孤独と困難を抱えた沖縄の子どもたちに寄り添い続ける姿を追う。








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