志布志事件の警部補の現在 (4)
2020年3月4日(水)放送、テレビ東京「0.1%の奇跡!逆転無罪ミステリー」
18時55分~22時00分









鹿児島で起きた“史上最凶”冤罪「志布志事件」の真相を特集。
鹿児島県議選で志布志の一集落の人々が買収選挙違反の容疑で逮捕された志布志事件。買収したとされる当選県議も無効とされた。何の嫌疑も容疑もない住民が逮捕され、一部の人はあまりの取り調べの過酷さに容疑を認めるという冤罪事件。



この冤罪と言わずして何を冤罪と言うのか。



今回は、志布志事件が特集されるので、事件の概要をまとめてみた。



■目次

志布志事件とは
志布志事件の原因
志布志事件の真相
志布志事件の黒幕とその後

志布志事件とは




志布志事件の警部補の現在 (1)



志布志事件とは、2003年4月13日投開票の鹿児島県議会議員選挙(統一地方選挙)の曽於郡選挙区で当選した中山信一県議会議員の陣営が、曽於郡志布志町(現・志布志市)の集落で、住民に焼酎や現金を配ったとして、中山やその家族と住民らが公職選挙法違反容疑で逮捕された事件を巡る捜査において、鹿児島県警察捜査第二課・統一地方選公選法違反取締本部が、自白の強要や、数か月から1年以上にわたる異例の長期勾留と、違法な取り調べを行った事件。




この集落は、自民党所属で当選7回(当時)の鹿児島県議会議員・森義夫が強固な地盤を築いていたことで知られていた。森は捜査を指揮した警部(当時)と20年来の親交が有り、捜査開始前に警部が森を訪ねただけでなく、度々情報交換を行っていたことが取材により判明している。




参照wiki




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志布志事件の原因


志布志事件の警部補の現在 (1)



2003年当時、鹿児島県議会曽於郡選挙区は定数3で、自民党公認の現職3名が無投票で再選される見通しとなっていた。ところが、志布志町議会議員であった中山信一が無所属で出馬したことにより、一転して4名による激しい選挙戦が繰り広げられ、中山は3位で当選(後に自民党会派へ参加)。自民党現職の市ヶ谷誠が次点となり落選した。




県警は焼酎・現金供与事件で任意の事情聴取に応じたうち1名の証言から、「中山本人が志布志町内の集落で4回にわたり会合を開き、出席者に現金を直接配る買収行為を行った」容疑があるとして裏付け捜査を開始する。



その結果、この集落にある7世帯の住民が次々と逮捕・起訴され、102 - 186日の長期勾留を強いられる異常事態となった。



15名中、9名は容疑を否認したが、6名は捜査担当者の自白強要や「村八分」への恐怖心から容疑を認める旨の供述を行い、県警は中山と妻を6月4日に公選法違反容疑で逮捕した。中山と妻は一貫して容疑を否認したものの、妻は273日間の、さらに中山は395日間と実に1年以上の長期勾留を強いられた。




なお、公選法第97条の規定では、選挙当日から90日以内に当選者が死亡・辞職などの理由で欠員となった場合、次点の候補者が繰り上げ当選となるが、中山は90日を超過した7月20日に弁護士を通じて県議会議長に辞職(および自民党会派からの離脱)を届け出たため、次点であった元職・市ヶ谷の繰り上げ当選にはならず、翌2004年7月11日に補欠選挙が実施された。この補欠選挙には中山と市ヶ谷の2名が出馬したが、市ヶ谷が当選し、中山の県議復帰はならなかった。






参照wiki





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志布志事件の真相

志布志事件の警部補の現在 (3)


志布志事件の問題点として、まず「買収事件そのものが虚偽で存在しなかった」事。



事件のきっかけは、当時の志布志所長が出世レースに負けじとありもしない事件をでっち上げたことに端を発している。中山県議は当時知名度も低く、初出馬で当選したのは何かあるだろうから関係者を任意で引っ張って自白を強要した。こういった捜査を「叩き割り」と言うそうだ。




また、その時の所長は公職選挙違反や贈収賄等の事件を得意にしていたらしく、いわゆる刑事の感というもので動いた。そして、当時の捜査責任者が落選した議員と親交が深く、捜査の途中で異議を唱えた刑事は恫喝され、捜査から外されている。




志布志事件の警部補の現在 (2)



事件そのものは買収会合の日時が特定されず、4回中二回が日時不明。
あと二回も宴会に出ていた特定され、裁判官が実地検証した結果買収会合の場所、と往復は可能だが現金を配る余裕はなく、また買収資金も出どころ不明。




全て警察の捏造だった事が判明し、捜査責任者は懲戒免職処分になっているが、警察内部でカンパとして資金を集めて渡し口封じ。直接指揮した幹部は定年退職し、責任から逃げきっている。

志布志事件の警部補の現在 (5)


これは無罪と知りつつ、罪人に仕立て上げた警察の犯罪。

冤罪にも二種類あって、警察側が「冤罪じゃなく真犯人だ」と思ってる場合と、この件のように「冤罪だと分って」逮捕してる場合とあり、志布志事件の件は「明らかに後者」。



つまり、警察は『自白があれば』と思って拷問のような取り調べを行った。




選挙買収なんてのは当事者以外には、金銭授受などはわかるはずがない。



それなのに、警察が逮捕できたというのは、


・地元の有力者で社会的地位をもつ人物

・しかも、この地区の選挙事情について詳しい。


この選挙違反で当選無効になった議員の対立者が『密告』したと考えるのが自然だろう。
つまり、対立議員を貶めるためについた虚偽を警察が鵜呑みにした、とんでもなく悪質な事件である。




また、「手柄意識」とか「部下へのメンツ」、「落選した議員との関係」など、様々な要素が絡み合っており、事件を指揮した当人たちはもう退職し、退職金ガッポリもらって悠々自適の隠居生活を送っている。



現在となっては、真相を追求することが難しい事件。

彼らの本来の職務ではなく、一般市民を弾圧する方向に動いてしまった凶悪な冤罪事件である。






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志布志事件の黒幕とその後



志布志事件の警部補の現在 (4)


志布志事件は、違法捜査として、国に対し、賠償命令が出ている。



記事内容




2003年の鹿児島県議選をめぐり、公職選挙法違反の罪に問われた被告全員の無罪が確定した「志布志(しぶし)事件」で、鹿児島地裁の吉村真幸裁判長(川崎聡子裁判長代読)は15日、捜査の違法性を認め、元被告とその遺族ら17人に計5980万円の損害賠償を支払うよう、県と国に命じる判決を言い渡した。



吉村裁判長は、県警の捜査を指揮した当時の志布志署長と捜査2課の警部が、事件の構図を読み誤り捜査員に違法な捜査を続けさせ、元被告らに虚偽の自白をさせたと認定。地検も、元被告らが全員否認に転じた後も漫然と起訴、勾留を続けたとして、いずれの捜査にも違法性があったと判断した。


朝日新聞





戦後の日本では、最高裁判決で死刑判決が出たあとに再審請求により、一転無罪となってるケースが5件もある。



いずれも、捜査過程での証拠のねつ造や、改ざん、自白、供述の強要など、警察官や検察の犯罪行為も疑われるという判断も裁判で判決が出ているが、国家賠償はつねに血税が使われいることも忘れてはいけない。



国家権力を行使しての間違いは、一般市民へ多大な迷惑を掛けることであり、降格や減給などという甘い処分ではなく、どんどん刑事事件として、犯罪者として捜査し、懲戒解雇すればいいのに、捜査の責任者は何の処分も受けていない。



又、上からの指示があれば、間違っていると思っても、捜査方針に沿う供述を取ろうとする現場の捜査官は、善悪の判断が出来ない、意志のない犬以下の存在だということも問題。




読売テレビ「そこまで言って委員会」でも特集されていたが、志布志事件は、専門家が「与党」寄りの警察幹部の指示と言っていたので、「自民党から指示された可能性がある」という。このときの選挙で自民党は落選しているので、仮にこの事件をでっち上げれば、自民党議員が当選しただろう。また、これ以降も自民党議員が当選する。



つまり、事件をでっち上げた理由は、自民党議員を当選させるためか自民党を落選させるのでその腹いせの可能性が高い。



この事件は、闇に包まれていることがこういった自民党が黒幕説が浮上し、ネットでたまに取り上げられている不正選挙を自民が行う可能性も有り得た。黒幕が自民党では、警察は「悪を憎む、正義の使者」なんて言葉はまさにパロディ。犯罪を創作するなんて、警察は立派な犯罪組織といえる。





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