日本アカデミー賞2020やらせ (2)
2020年3月6日(金) 放送、日本テレビ系「第43回 日本アカデミー賞」2020
21時00分~22時54分




日本映画の頂点が決定!第43回日本アカデミー賞授賞式「日本アカデミー賞」2020が今夜放送。


日本アカデミー賞は、米国アカデミー賞と比べ注目度が低いが、役者やスタッフが自分たちの努力をお互いに称えあうために作られた米国アカデミー賞に対して、映画会社とTV局が運営に関わって、業界の思惑が見え隠れする日本アカデミー賞が無視されるのも仕方がないこと。



日本の映画賞はそもそも世界的にあまり権威がなく(一応本家の暖簾分けではあるが)、本質的にはまったく違う。見た目の華やかさや派手さは、我ら日本人は欧米人にはかなうはずがないし、黒髪で小柄な日本人がやっても、様になるはずはない。





日本アカデミー賞は、大手映画会社の持ち回り、つまり茶番である。



今回は、日本アカデミー賞2020が発表されるのでやらせ疑惑や過去の不可解な点をまとめてみた。




■目次

日本アカデミー賞とは
日本アカデミー賞2020ノミネート
日本アカデミー賞の選考基準
日本アカデミー賞はやらせ?

日本アカデミー賞とは




日本アカデミー賞は、日本の映画賞。
主催は日本アカデミー賞協会で、米国の映画芸術科学アカデミーより正式な許諾を得て発足。1978年(昭和53年)4月6日から毎年催されている。


アメリカのアカデミー賞と同様の運営方式を執り、「映画産業のより一層の発展と振興、さらには映画界に携わる人々の親睦の機会を作る事」を主旨とし、「映画人の創意を結集し、日本映画界にあって最高の権威と栄誉を持つ賞に育成すること」を念頭に創設された。




参照wiki




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日本アカデミー賞2020ノミネート



日本アカデミー賞2020やらせ (3)


・優秀作品賞
「翔んで埼玉」(武内英樹監督)
「キングダム」(佐藤信介監督)
「新聞記者」(藤井道人監督)
「閉鎖病棟-それぞれの朝-」(平山秀幸監督)
「蜜蜂と遠雷」(石川慶監督)




・優秀主演男優賞
笑福亭鶴瓶「閉鎖病棟-それぞれの朝-」
菅田将暉「アルキメデスの大戦」
中井貴一「記憶にございません!」
松坂桃李「新聞記者」
GACKT「翔んで埼玉」


・優秀主演女優賞
シム・ウンギョン「新聞記者」
二階堂ふみ「翔んで埼玉」
松岡茉優「蜜蜂と遠雷」
宮沢りえ「人間失格 太宰治と3人の女たち」
吉永小百合「最高の人生の見つけ方」

 
・優秀助演男優賞
綾野剛「閉鎖病棟-それぞれの朝-」
伊勢谷友介「翔んで埼玉」
柄本佑「アルキメデスの大戦」
岡村隆史「決算!忠臣蔵」
佐々木蔵之介「空母いぶき」
吉沢亮「キングダム」

 
・優秀助演女優賞
天海祐希「最高の人生の見つけ方」
小松菜奈「閉鎖病棟-それぞれの朝-」
高畑充希「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」
長澤まさみ「キングダム」
二階堂ふみ「人間失格 太宰治と3人の女たち」

 
・優秀アニメーション作品賞
「空の青さを知る人よ」
「天気の子」
「名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)」
「ルパン三世 THE FIRST」
「劇場版 ONE PIECE STAMPEDE」

 
・新人俳優賞
岸井ゆきの「愛がなんだ」
黒島結菜「カツベン!」
吉岡里帆「見えない目撃者」「パラレルワールド・ラブストーリー」
鈴鹿央士「蜜蜂と遠雷」
森崎ウィン「蜜蜂と遠雷」
横浜流星「愛唄-約束のナクヒト-」「いなくなれ、群青」「チア男子!!」


公式サイト



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日本アカデミー賞の選考基準






日本アカデミー賞は米国のアカデミー賞の様に、日本アカデミー会員の様な物を作ってその人達の投票による優勝作品の選出するのではなく、明確な選考基準が存在しない。




日本アカデミー賞は「劇映画製作に3年以上携わった者」いわゆる映画人が選考投票している。


そういった意味では、選考投票している者が全て映画関係者であり、よい意味でも、悪い意味でも、その年の業界の色が選考に現れている。ゆえに、「他の映画賞より遥かに権威があるものだ」という意見もある。



視聴者が納得する作品が選ばれることもあれば、逆に、何でこの作品が選ばれないの?という年もあった。



たとえば、第20回(平成9年)に公開された作品で北野武監督『Kids Return』は主要6部門(作品・監督・主演男優女優・助演男優女優)に一切ノミネートされていない。

日本アカデミー賞2020やらせ (1)


また、第22回(平成11年)に公開された作品で北野武監督『HANA-BI』に関しては、周知のとおり、海外で大絶賛を得た作品にも係わらず、作品賞・監督賞(北野武)・主演男優賞(ビートたけし)・主演女優賞(岸本加世子)にノミネートされただけで、最優秀賞は逃している。(ちなみに、この年の最優秀受賞作品・監督・俳優は作品賞『愛を乞うひと』監督賞『平山秀幸』さん(愛を乞うひと)主演男優賞『柄本明』さん(カンゾー先生)主演女優賞『原田美枝子』さん(愛を乞うひと))



どうしても選考する判断基準には、日本テレビが製作に関与している。

受賞式を日本テレビで放映するためか、日テレが製作に関わった映画は、明らかに本来受けるべき評価より不当に高い評価を受けている。




また、老舗の映画配給会社がメインで関わっていないと評価すらされない。

東宝、松竹、東映といった老舗の映画配給会社が製作に力を入れた作品は、ノミネートや受賞する傾向がある。逆に、ミニシアター系の作品がノミネートされたのを見たことがない。





そして、日本映画黄金期に活躍した監督や役者に賞が集中しやすい。

歴代の受賞作品やノミネート作品は、往年の名監督が撮っていると平気で最優秀賞作品に選ばれやすい。演技の出来ではなく年功順がベースにあるように見えるし、たまにその反動か、ものすごい若手に賞が行くことがあるが、本当に良い作品と上記の条件が重なっているとは思えない。




上記の通り、日テレと東宝が日本アカデミー賞の製作に大きく関与している為、どうしても関連する作品や俳優陣が選ばれる傾向にあるようだ。





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日本アカデミー賞はやらせ?




日本アカデミー賞2020やらせ (4)




日本アカデミー賞にノミネートされている作品、俳優や女優の選考基準は、決まった基準は存在しないが、受賞は3900名を越える会員の投票結果であって、マスコミ、批評家、一般ファンは入ってない旨説明されており、協会会員資格などに関しては「日本アカデミー賞」公式サイトにも昔から明記されている。






毎年テレビ中継されているため、一見「大衆向けの賞」のように勘違いされがちだが、当初から「日本アカデミー賞」は「映画業界内のお祭りみたいな催し」と紹介されていたし、他の映画賞と違い、照明賞や録音賞など内部のスタッフを表彰する賞などがある内部向けの賞であって、雑誌や新聞などが読者獲得企画としてやっている評論家やマニアが選ぶ賞などとはかなり性格が違う位置づけになっている。




だから、映画業界内部の人が批判するのならともかく、映画業界外の一般人が批判するのはおかしな話で、その投票方法の性質上(会員、業界人=映画をたくさん見ているマニアとは限らないため)インディーズ系は元々不利で、業界人が大勢参加している大手の有名な作品が受賞しやすい傾向があるのはある意味仕方ない。





そもそも映画賞に限らず賞やランキングと言うのは選出者の好みや主観でがらりと変わる物で、万人が納得する結果など出るはずもなく、一種のお遊び企画と解釈すべき。




「日本アカデミー賞」が始まった1978年以降、作家主義的な作品への興味が年々減少し、日本映画人気が長らく低迷し続けたため、「東京国際映画祭」などと並んで注目度が元々低いこと、日本の映画業界自体がハリウッドなどに比べ小さいため、選出作品や役者に変化が乏しいなど面白みに欠けることは確かだが、「やらせ」「茶番」だと思えばその通りだし、毎年テレビ番組を一種のショーと割り切って見ている人もいるし、受賞を励みに仕事をしている業界の人もいるのだから、外部の者が存在そのものを否定する必要はないのかもしれない。






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