魔女の宅急便 キキ初潮シーン (2)
2020年3月27日(金) 放送、フジテレビ系・金曜ロードSHOW!「魔女の宅急便」
21時00分~23時09分




春休み!2週連続ジブリ第一夜「魔女の宅急便」




期待に胸を弾ませて13歳で旅に出た小さな魔女・キキが、災難や苦悩を経験しながら少しずつ成長していく物語。田舎暮らしのキキにとって都会は洗練されていて魅力的に見えるが、人々も千差万別。温かい人もいれば、冷たい人もいる。




自分から心を開くことで、人の温かさを感じられたり、新たな発見をしたり、人は1人では生きていけないし、お互い支え合うのは大切なことなんだと改めて感じさせてくれる見ている視聴者の物語でもある。



誰もがいつかは大人になる。
それは大人である「今」の自分自身の視点で観ているが故。幸か不幸か大人になればいろんな見かたをするようになるけれど劇中のキキと同じぐらいの年齢だった「かつての」自分を思い出し重ね合わせながら観ればこの映画は単なる幼い少女のファンタジーアニメではない、あなた自身の物語となる。




そんな名作の「魔女の宅急便」の最大の見せ場といえば、キキの飛行シーンであることは言うまでもない。今回は、魔女の宅急便が放送されるので、キキの飛べなくなる理由の裏設定についてまとめてみた。

■目次

魔女の宅急便あらすじ
魔女の宅急便は実在の街をモデル
キキがジジの声をきこえなくなった理由は初潮を迎えたから?
魔女の宅急便の原作ネタバレ

魔女の宅急便あらすじ




魔女の宅急便 キキ初潮シーン (1)




ある田舎に生まれ育った魔女のキキ(高山みなみ)は、13歳になる年のある満月の夜、魔女のしきたりで独り立ちするための旅に出る。



魔女のおかあさん・コキリ(信沢三恵子)と人間のおとうさん・オキノ(三浦浩一)に見送られ、黒猫のジジ(佐久間レイ)と一緒に空へと飛び立ったキキがたどり着いたのは、大都会・コリコ。美しい街並みに心躍らせるキキだったが、初めて訪れる都会は想像と少し違っていた。



よそよそしい態度の街の住民に戸惑うキキ。
そんな中、パン屋のおかみさん・おソノ(戸田恵子)と出会い、彼女の好意で自宅に下宿させてもらうことになる。



身重のおソノを手伝いながら、魔女としての唯一の能力=空を飛ぶ力を生かした「お届け屋さん」として生計を立てることに決めたキキ。初仕事から絶体絶命のピンチに立たされながらも、森で暮らす画学生・ウルスラ(高山みなみ)や、街で初めて声をかけてくれた少年・トンボ(山口勝平)のお陰で、少しずつ新しい生活に慣れていく。しかし、当たり前に使えていた“魔女の力”が弱くなってしまい…!?



公式サイト






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魔女の宅急便は実在の街をモデル






ジブリの映画「魔女の宅急便」は、公式が「スウェーデンをモデルに作画した」と発表している。アニメにする時、スタジオジブリのスタッフがロケハンしたのがストックホルムとその周辺。だから映画の中にストックホルムを思わせる町並みが出てくる。




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けれども舞台ではなく参考にした街なので、スウェーデンのストックホルム、バルト海のゴトランド島ヴィスビーの町を「ここが舞台といえるもの」と「大いに参考にした場所」と分けられている。



そのほか、クロアチアのドゥブロブニクも取材し、こちらは「紅の豚」でも取り入れたそうだ。


その他だとポルトガルのポルト、エストニアのタリン、イタリアのシエナあたりが似ているとファンの間で言われている。そもそもジブリは、この話をアニメ化するにあたって、本物の実在する魔女との関わりを考えている節はないので、魔女だからルーマニア、ドイツ、という発想はなかったそうだ。




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キキがジジの声をきこえなくなった理由は初潮を迎えたから?




魔女の宅急便 キキ初潮シーン (3)


原作の魔女の宅急便では描かれていないキキがジジの声をきこえなくなった理由は、宮崎駿監督いわく「ジジの声が聞こえなくなった理由は、ジジが変わったからではなくキキが変わったから。そもそもジジの声はもともとがキキ自身の声であってキキの成長に合わせてジジの声が必要なくなってしまった」ということらしい。






また金曜ロードショー公式ツイッターよると、鈴木敏夫プロデューサーが「(ジジは)ただのペットじゃなくて、もうひとりの自分なんですね。だからジジとの会話っていうのは、自分との対話なんです。ラストでジジとしゃべれなくなるというのは、分身がもういらなくなった、コリコの町でちゃんとやっていけるようになりました、という意味を持っているわけです」と述べてる。




なので、ネットで考察されているキキの魔法が無くなった(弱まった)わけではない。



魔女の宅急便は、キキが独り立ちをして、年齢的にも大人になり始め、異性を意識するようになり、心と体のバランスが不安定になっていた。宮崎監督は「キキくらいの年齢の少女は出来ていたことが出来なるなる事がある」と説明している。




実際思春期に入ると、周りの目を気にしたり、心の変化から 「自分は何も変わってないのに」と思っているにもかかわらず無意識にブレーキがかかり、スランプに陥ったりすることがある。


キキは、はじめての都会で一生懸命やっているのに報われなかったり、周りの女の子がおしゃれであることや魔女であることから、無意識にコンプレックスになってしまい、心の何処かで魔女で居たくないと感じてしまった。



作中でもウルスラが「魔法も絵も同じような事があるんだね」と、少しお姉さんの彼女も過去に似たような事があったシーンがある。それは少女であったら誰しもが経験するような、おとなになるための階段を表現している。



つまり、魔法が無くなったわけでも、絵がかけなくなったわけでもなく、心の成長から「子供の時当たり前のようにやっていた一つのことが出来なくなる」ということ。


キキの場合は、箒に乗って飛ぶ魔法しかなかったので「魔法が使えなくなった」と勘違いしてしまった。




キキは初潮をむかえ、大人になり始めたので、子供の魔女の魔法が効かなくなり、ジジの声が聞こえなくなった。心のバランスが崩れたことから箒に乗る事ができなくなったスランプとジジの声が聞こえなくなった事が重なり、「キキは魔法を失った」と勘違いされているが、「思春期の少女が子供でなくなった事による変化で自分はなにかおかしいのではない」と不安や悩みを表している。








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魔女の宅急便の原作ネタバレ


魔女の宅急便 キキ初潮シーン (1)




角野栄子による原作「魔女の宅急便」
映画の内容は原作全6巻のうち第1巻に書かれている内容。
原作とアニメとでは少し「異なる雰囲気」があり、相互に悪影響を与えない形で、ごく自然に「別のもの」としてみることができる。






宮崎監督の作品のテーマは、「親元を出た少女の独り立ち」なので、魔法は「社会に出る為のスキル」の側面を持ち、自信喪失すると弱まり、「友達を助けたいという想いが魔法を取り戻すきっかけにもなる」という思春期の女の子の不安や、独り立ちしようとする未成年の葛藤や自信の反映を描いている。



原作の方での2巻以降は、原作者がジブリとは無関係に書き進めたものにすぎず、宮崎駿もその2以降は見ていないはず。(少なくとも映画を作ったときには)




そもそも映画はかなり宮崎駿監督のオリジナル要素が強く、原作者が映画を作っている途中で難色をも示しめしたそうだ。半ば強引に説得(ジブリに招待して、その情熱を伝える)して公開となったわけなので、映画の公開後、「もとの路線に戻したい」と原作者が考えたのかもしれない。


続きはキキの成長や恋愛や結婚の話で6巻まで続き、どの巻も短いエピソードが連なる短編集のようになっている。




・魔女の宅急便2巻「キキと新しい魔法」
映画から2年が描かれ、キキの「宅急便」が町の人にもすっかりおなじみになっている世界。そんなキキに大問題がもちあがり、キキは「魔女をやめようか」と悩む。

キキの内面の成長が著しく描かれ、トンボが他の女の子と話てるの見て嫉妬したり、死を間近にした老人の変わった依頼をうけたりと色々あって、思い悩んでしまう。ここでもホウキで上手く飛べなくなってしまうなど、もがきながらも乗り越えて成長していく様子が丁寧に描かれている。





・魔女の宅急便3巻 「キキともうひとりの魔女」
16歳になった魔女のキキのもとへ、ケケという12歳の女の子が転がりこんでくる。
12歳の小生意気(自称魔女)の女の子ケケは多感な時期、背伸びもしてオシャレもしたい。そんなケケを通してまた一つ成長するキキ。キキは不安に駆られながらも、でもお姉さんぶりたい気持ちもあって、どんどん追い込まれていく。


そこに、トンボとのデートで彼が遠くの学校に行く事を知る。

嫉妬したり焦燥感に駆られたりと、思春期の女の子の負の感情が爆発。追い込まれたキキは「でもやっぱりコリコの街が好き」そして、「トンボも好き」と気付き、そして更に大人に成長していく。


・魔女の宅急便4巻「キキの恋」
キキ17歳になり、コリコの町に来て4年目の夏。
「トンボへの思い」を自覚したキキだけど、遠いナルナの町の学校に行ったのでなかなか会えない。夏休みには遠くの町の学校へ行っている大好きなトンボも帰ってくる。うきうきしているキキのもとにトンバから手紙が届く。そこには、長い休みにも帰って来ずに雨傘山で野宿するという。


一緒に過ごせると思っていたキキはがっかり。
「なんでこの気持ちをわかってくれないの?」トンボに会えると思っていたのに会えずに拗ねてしまうキキ。17歳にしては現代の子供と比べるとやはり幼い。


キキは仕事もいろいろうまくいかなくてイライラしたり、八つ当たりしたり、有頂天になったり、心が安定してない。だけど、森でひとりぼっちになって自然の温かい力に触れてキキの心の「なにか」が解放された。

トンボに会いに山へ行くキキ。
そこでファーストキスをトンボと交わすキキ。今回もちょっぴり大人に成長した。




・魔女の宅急便5巻 「魔法の止まり木」
20歳になったキキの暮らし。
相変わらずそばには相棒の黒猫ジジがいて、新しい人との出会い、懐かしい登場人物のその後の様子も描かれている。そして、トンボとの関係もやっと動き始める。


二人は遠距離交際を続けながら、お互いそれぞれの夢に向かって頑張り、トンボは学者になるため猛勉強中。キキは魔女が上空から結婚式にベールをかけてくれる「幸せのベール」と呼ばれるサービスを始め大盛況、ようやく自身のお店を持つことができた。



トンボが一時的に街に帰ってきたが、キキの会いたかった気持ちでいっぱいだったのに、トンボは昆虫の話ばかりで、また喧嘩してしまう二人。しかし、少年だったトンボの時とは違い、キキの気持ちを理解できるようなっていた。


トンボはキキに愛の告白し、学者になったら結婚を約束をする。
それから2年後、学者になったトンボと22歳のになったキキは結婚。街のみんなに祝福されながら、幸せいっぱいの二人だった。





・魔女の宅急便6巻「それぞれの旅立ち」
前作から15年が過ぎ、キキはトンボと結婚して、双子のお母さんになっていた。
姉「ニニ」と弟「トト」は双子なのに性格は正反対。姉のニニは、生意気で言いたい放題、弟のトトは自分も魔法使いになりたいけど自信がなく、空は飛べない。


自分たちなりの悩みを抱えながら13歳の満月の夜、昔の自分を見るように、キキに見守られながらニニもトトも旅立って行くところで物語は終わる。




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