林真須美 冤罪で次女が真犯人 (2)
2020年3月29日(日)放送、TBS系「テレビ史を揺るがせた100の重大ニュース」
18時30分~22時48分



和歌山毒物カレー事件の林真須美について林家の家族の証言や写真300枚から保険金詐欺事件をドラマで完全再現。



林真須美は死刑が確定してもなお、未だに無罪を主張しており、物証もなく、動機もはっきりしていない挙句、当時のヒ素の鑑定方法も最近になり不十分な鑑定方法だったとの情報もある。検証結果では、ヒ素自体の濃度が、林宅の台所の物と事件の物では違うとも言われている。



そもそも保険金詐欺事件にヒ素を使ったからといっても、カレー事件に使用する動機が全くない。



本当に林真須美はヒ素をカレーに入れたのか?




今回は、林真須美の子供で次女が冤罪の真相、真犯人について語られるので、事件の概要にについてまとめてみた。


■目次

林真須美の和歌山毒物カレー事件とは
林真須美が冤罪を訴える理由
なぜ証拠がない林真須美に死刑判決?
林真須美は冤罪で真犯人は次女?

林真須美の和歌山毒物カレー事件とは




林真須美 冤罪で次女が真犯人 (1)


1998年(平成10年)7月25日夕方に和歌山県和歌山市の園部地区で行われた、夏祭りにおいて提供されたカレーに毒物が混入された「和歌山毒物カレー事件」。



1998年7月25日、園部地区で行われた夏祭りで、カレーを食べた67人が腹痛や吐き気などを訴えて病院に4人が搬送。 当初保健所は食中毒によるものと判断したが、和歌山県警は吐瀉物を検査し、青酸の反応が出たことから青酸中毒によるものと判断。




知人男性に対する保険金詐欺の容疑で、元保険外交員で主婦の林眞須美(当時37歳)が、別の詐欺及び同未遂容疑をかけられた元シロアリ駆除業者の夫とともに和歌山東警察署捜査本部に逮捕。さらに12月9日には、カレーへの亜ヒ酸の混入した容疑で再逮捕された。




林真須美は容疑を全面否認したまま最高裁まで争ったが、2009年(平成21年)5月18日には、最高裁判所にて死刑が確定。確定した現在も冤罪を訴え、再審請求している。



参照wiki






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林真須美が冤罪を訴える理由




林真須美 冤罪で次女が真犯人 (4)




林真須美には「言い逃れが出来ない」ヒ素が自宅から大量に発見されている。



旦那が白蟻退治の仕事をしていて、薬品の知識があり、それを使って障害者認定を貰うなどして、障害者と認められると多額の保険金が貰えると言う制度を利用して保険金詐欺をしていたのは紛れもない事実。これは林真須美本人も認めている。




しかし、林真須美の家から発見されたヒ素と犯行に使われたヒ素は別物と主張し、冤罪を訴えている。



まず祭りの日にカレー当番をしていたのは事実だから、カレーと自宅の距離感は林真須美には判っていたので誰もいない隙を観てカレーの味見をした直後にヒ素を混入できる。しかも林真須美の自宅には莫大なヒ素があり、当時の警察が全て押収出来ないほど大量にあった。




そこに、林真須美にとって有利な事件が起きる。

林真須美の自宅を何者かが放火してしまい、全焼することで膨大なヒ素も証拠採取できなくなり、直後に林真須美の夫が「真犯人が別にいる」と言い出す始末。ネズミを駆除する程度のヒ素を林家族6人が誰でも所持できていたが、林真須美のヒ素は膨大なヒ素を所持し、人間を殺害する領域迄に至っていた。



林真須美の実母は67歳で急死しているが、真須美の家で食事をする度に具合が悪くなると生前話していたそうだ。1戸建て住宅を7000万で購入して、その年に母親が亡くなり、1億4000万を手に入れている。



林真須美 冤罪で次女が真犯人 (3)



常識的に高齢の母親に、多額の保険金をかけるなんて、何か目的がなければしない。

カレ-事件は保険金は絡んでいないが、地域住民への腹いせのために、致死量までは無いと思って、ヒ素を混入したものと推測し、裁判では死刑が確定した。




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なぜ証拠がない林真須美に死刑判決?




毒物混入カレーでの被害者は4人。
林真須美は死刑判決が言い渡された時「わたしは事件に全く関係していない、犯人は別にいる。冤罪を晴らすために、これからも渾身の努力をしていく」と書面でコメントしていた。




保険金詐欺は一部認めたものの、カレー事件に関しては完全否認。



判決に至る内容だが、おおまかに報道されている内容では

・カレー鍋と被告人自宅から検出されたヒ素が同一の物である。(科学的根拠に基づくもの)

・被告人の毛髪に高濃度のヒ素が付着していた。(科学的根拠に基づくもの)

住民からの目撃証言により、鍋の蓋を開けていた。(林真須美は次女と反論)


動機などが立証されないまま、本人も認めずのまま、このまま最高裁でも同じ死刑は疑問が残る。司法では、「疑わしきは罰せず」が原則。事件に使われた毒物と、被告人が所有していた毒物が同じものだという科学的立証が信用できるのか?


被告人以外の人間には「犯行は不可能であった」という検察側の立証が信用できたのか?



被告人が飲食物に毒物を混入し他人に摂取させた経歴はあっても、被告人以外の人間には犯行は不可能だという証拠が信用できるものでなければ、他に犯人がいるかもしれないと判断しないといけない。



検察は、林真須美には物的証拠がないぶん、慎重かつ厳密に、物的証拠以外の証拠を積み上げていった。さらに、それを裁判所が採用したのだろう。なので、弁護側が被告人以外の人間にも犯行は可能であるという反証ができず、被告人が事件に使われた毒物を所有しており、他人に摂取させたことがあれば、黒と同様とみなせるグレーと判断して有罪判決をだした。





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林真須美は冤罪で真犯人は次女?



林真須美 冤罪で次女が真犯人 (5)


林真須美の裁判は釈然としない点がいくつかある。

決定的なのは、「林真須美がカレー鍋のふたを開けているところを目撃した」との証言に対して、真須美側の弁護士が「あれは真須美ではなくて、次女です!」と反論したこと。ほかにも1000点をこえる証拠も、万人を納得させるには不十分だった。




大量のヒ素などは既に多くが語られているので省略するが、可能性だけを考えるなら、カレー鍋のふたを開けていた次女が真犯人ではないか?と思ってしまう。




しかも、あの地域では農薬として砒素を日常的に使っていたので、調理段階で誰かが塩と間違えて砒素を入れた(あくまで仮説だが)という可能性だって、完全に排除することは難しい。可能性だけを論じるなら、あの時間帯にアリバイのない町内の人は全員可能性はあり、亡くなった人が無理心中を仕掛けたのかもしれない。(似たような事件の山梨ブドウ酒事件の容疑者はそう言って無罪を主張した)



林真須美は犯罪者、最初にこういう色眼鏡がなければ、事件は違う展開を見せたかもしれない。


個人的には林被告は限りなく黒だとは思うが、ただ黒と断言できない以上、もし本当に林真須美が無実だったとしたら、真犯人が次女と知っているのではないか?つまり林の命令若しくは林も知っているとも考えられる。


そうであれば、殺人教唆や未必の故意による殺人には最低でもなる。
何人も死なせているのだから林真須美が直接手を下していなくても死刑判決は出る。



林真須美が冤罪だと主張する人の理屈は「娘犯人説」と「ヒ素の種類が違う」に集約される。


前者はこれで覆るし、後者に至っては犯行に使われたヒ素と自宅に有ったヒ素が一致する必要はない。本人いわく「白蟻駆除に使っていた」のだから複数の種類が有っても自然なことである。



以上ことから、管理人は林真須美が冤罪だとは思わない。
死刑廃止論者にとっては冤罪であって欲しいようだが、詐欺は問題なく有罪だし、本人も認めているのでそこは争っていない。


NHKが林真須美の長男を取材して、当時は酷い虐めにあったとの報道をしていたが、麻原彰晃死刑囚の娘は大学入試でいったん合格したもののマスコミが麻原彰晃死刑囚の娘と判り、合格を取り消している。


神戸市須磨区での少年Aによって弟を殺害された兄は被害者のはず、なのに連日連夜取材を受け通っていた小学校にいけず、犯罪被害者家族も差別を受けていた。よって犯罪加害者が差別を受けるのは、当然の報い。




高等裁判所で林真須美に死刑判決が出た時、故人「三浦和義」が林死刑囚を無罪と発言を繰り返していたが、林死刑囚には状況証拠が多過ぎることは忘れてはいけない。








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