パンくん現在「死んだ理由」 (2)
2020年4月18日(土)放送、日本テレビ系「天才!志村どうぶつ園」
19時00分~19時56分



新型コロナウイルスでなくなった志村けん氏。
冠タイトルに「志村」という名前をつけてる以上、番組の存続は難しく番組存続打ち切りが予想されていたが、志村どうぶつ園だけは番組名がそのまま継続が発表された。 道なきところに道を開き、橋なきところに橋を架けた、今は亡き志村けんの努力は、今でも私たちの生活を豊かにしてくれている。


好むと好まざるとに関わらず、一人の生は他の生と連なっていて、そこには無化することのできない関係が厳然として存在していることを証明してくれた。 そんな志村けんとコンビで登場していたパンくんとの自由すぎる長崎旅行を再放送。


パンくんが初登場したのは2004年3月25日から。
志村けんとも初めて会っていたそうで当時は2歳。と言う事は17歳です。人の年齢で、現在は35歳ぐらい。 今回は、パン君はなぜ番組からきえてしまったのか?パン君が起こしてしまった事故についてまとめてみた。


■目次

パンくんとは
パン君の事故
パン君の事故動画は存在しない?
パンくんの現在2020


パンくんとは


パン君 事故動画 (1)


パンくんは、2001年10月1日に宮崎市フェニックス自然動物園で生まれたオスのチンパンジー。


母親に育児放棄をされ人の手で育ったため、人に対し警戒心が全くなく、幼児期に「天才!志村どうぶつ園」と「どうぶつ奇想天外」の2つのテレビ番組のレギュラーや準レギュラーとなって動物タレントとして活躍した。



2007年には、園内にチンパンジーを自然に近い環境で飼育するための施設「チンパンジー学習の森」がオープンし、ポコちゃんとともに暮らす。しかし、成長して狂暴化し、2012年に女性の飼育研修生に重傷を負わせた。 同年7月に始まる「引退公演」を最後にショーの主演を引退すると発表され、のちに阿蘇カドリー・ドミニオンに移された。


参照wiki


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パン君の事故


パン君 事故動画 (4)



記事内容

熊本県阿蘇市黒川の観光施設「阿蘇カドリー・ドミニオン」で、テレビ番組にも出演している雄のチンパンジー、パン君(10歳)が動物ショーの直後に女性研修生(20)にかみつき、頭部や顔、腰などにけがをさせていたことが7日、分かった。



約40人の観客や他のスタッフにけがはなかった。
同施設によると、パン君は6日午後4時ごろ、トレーナーの宮沢厚さん(53)とこの日3回目のショーを終え、観客におじきをした直後に舞台の端にいた研修生に飛び付き、かみついた。研修生はドクターヘリで病院に搬送され、縫合治療を受けた。


福岡市の専門学校生で、3日から2週間の予定で研修に来ていたという。 パン君は8年前からショーに出演、日本テレビ系の「天才! 志村どうぶつ園」にも出ているが、来年4月からの繁殖活動に向け、7月から同施設で引退公演を行っていた。公演は当面中止する。



時事通信 2012/9/7



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パン君の事故動画は存在しない?




SNSでは、「パン君の事故動画」として、チンパンジーが人の指をかみちぎっている動画が出回ったが、その動画のチンパンジーはパン君ではない。


だが、志村動物園のパン君をみていた人は、その影響でチンパンジーは人懐こい猿だと思っている人は多いだろうが、実際にチンパンジーが可愛いのは子供の頃だけ。


チンパンジーは200~300kgにも達する強い握力があり(このくらい握力があると、リンゴなどは粉々に握り砕ける)、人間から見ても恐ろしい力を持っている。




ヒヒを捕殺したり、棒を振り回したり、石を投げたりしてヒョウを追い払った動画はYouTubeでも見れるが、同じくヒト科に属する紳士的な動物であるゴリラよりはるかに戦闘に慣れている。 大型格闘戦での人間(成人男性)の強さは体重10kg程度の大型ヤマネコ、体重20kg弱の中型犬、30~40kgの草食獣くらい。相当に訓練を積んだ格闘家は別として、一般人が「チンパンジー相手に勝てる可能性はない」。




動物園などで見かけるチンパンジーは、調教されてたり人に比較的慣れた子たち。
それでも「もとは野生」だということ、それを忘れてはいけない。 子供から大人になりかけのころ、人間でいう思春期に入ると、本当に慣れた人しか近づくこともできない。野生のチンパンジーは、同じ猿の仲間を食すこともあるほど凶暴。




外国では、チンパンジーを家庭で飼うことができるが、成長とともに野生が強くなってくるので、ある程度したら手放さなくてはいけないそうど。なので、チンパンジーやオラウータンを中心に保護している団体もあるほど。



本来ならチンパンジーは群れで生活する動物。
単体やペアのみで飼育している園が多いのも実情。(チンパンジーに限らないが)日本の動物園も少しずつよい方向に変わってきてるとは思うが、どうしてもパンくんのいる阿蘇カドリー・ドミニオンとは、動物ショーがあったり、人間のように服着せたりする番組に出したりで、日本動物園水族館協会から勧告受けて協会を脱退した過去もあり、残念ながらよほどのことがない限り変わらない。




現在もパン君の娘のプリンちゃんの件で、不当な人工保育に対する批判声明がSAGAという信頼のおける団体から出されている。



なので、パン君の事故は、けしてパン君が悪い訳ではなく、「チンパンジーの本能」を知っていれば起きなかった事故。野生は野生。パン君がいくら可愛くても、ちゃんと線引きしないといけなかった。




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パンくんの現在2020





ネット上では、パンくんが死んだという情報が出回っているが、2020年になった現在も健在。阿蘇カドリー・ドミニオンに行けば、ガラス越しではあるものの、元気なパン君を見ることが出来る。

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パンくんは事故後、何らかの処分を下すことはなかったが、パンくんと宮沢さんが出演するショーは事故以降行わず、他の動物が出演するショーに切り替えられた。


2019年の「志村どうぶつ園」には、パン君の妹が登場したが、パン君の妹は育児放棄されてしまったそうで、母親の愛情を知らずに人間の手で育てられた。パン君も育児放棄されていた可能性が高く、飼育員の宮沢さんによって救われたそうだ。



宮澤さんは、パン君の飼育本を出されたとのことなので(番組の最後に告知していた)そこに詳しく書かれているだろう。 ちなみに宮沢さんは男性なので、パンくんが数年前に女性の飼育員に怪我を負わせてしまった被害女性ではない。




現在のパン君は、志村けんとの濃厚接触も心配されている。

マスコミでは、犬・猫・虎にコロながうつったという報道はあるので、人間に近いチンパンジーにコロナ感染は考えられる。


だが、現時点では、COVID-19はヒトと穿山甲(および可能性があるとすれば蝙蝠)以外の動物にはうつらないと考えられているし、パン君と志村さんが最後に会ったのは、2019年の年末に氷川きよしと一緒に会いに行ったのが最後。


なので、志村けんの濃厚接触者にパン君は含まれないだろう。



パン君は、志村けん氏の訃報をどう思っているのか?

類人猿は「死の概念」があることと、人間の言葉が分かるようだから、志村けんが亡くなったことを話せばそれを認識出来るかもしれない。ただ、それには目の前に遺体でも見ない限り分からないだろうし、周りはそれを伝えようとはしないだろう。 管理人個人的には、パン君に伝えるべきではない。 感じてはいるかもしれないが、パン君の記憶に残っている、人の気持ちに寄り添える優しい一面を傷つけてはいけない。



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