アートアクアリウム2020 (2)


大量の金魚で作ったアートアクアリウム2020がネット上で物議を呼んでいる。



アートアクアリウムは、大量の金魚を狭いところに入れて、ライトで照らすことでできるアート展覧会なのだが、今年開催されているアートアクアリウム2020では病気になっている金魚が多く見つかっており、中には水面に浮かんでいるものまであり、SNSで炎上している。



生物虐待と言われてもおかしくないあまりに酷い陳列方法で、「何年も長く金魚を苦しめてきた最悪なイベントだ」と5chでも炎上している。





今回は、アートアクアリウム2020の炎上についてまとめてみた。




■目次

アートアクアリウム2020とは
アートアクアリウムの炎上
アートアクアリウム2020の金魚はどうなるのか?
アートアクアリウム2020の炎上は昔からあった

アートアクアリウム2020とは


アートアクアリウム2020 (5)



アートアクアリウムは、作家・総合プロデューサー木村英智が手掛ける金魚などが美しく舞い泳ぐ姿を展示する水族アートの展覧会。2020年で14年目を迎え、累計来場者数1,000万人を超える人気イベントだ。 文化庁開催の「日本博」で日本を代表する現代アートとして認定されおり、国内だけでなく海外からも注目を集めている。




参照wiki




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アートアクアリウムの炎上












アートアクアリウムは何年も前から多くの金魚をせまい水槽に入れ、アートとして楽しませてくれた展覧会なのだが、どうしても白点病(これは菌ではな寄生虫)が出ると危惧されていた。



実際にSNSでは写真を撮った方がいるが、ほとんどがその尿器にかかっており、1匹出始めると、その水槽には蔓延し、網を使いまわすと他の水槽に必ず移ってしまう。この病気の治療は不可能で、そのまま放置することはほかの金魚まで死を早めるのは明らか。




金魚の光の感じ方は不明だが、生体の過密な詰め込み、十分でない酸素、そして殆どやってないであろう餌、どれをとっても虐待。




これに観賞魚業界最大手のカミハタが協賛金出してるので、色んな意味でヤバい展覧会。

逆に言えば、安く金魚が市場でまわってしまって、我々消費者が安く買い叩くから、苦肉の策でこういったアート展覧会をしているのかもしれない。それに、ただ「虐待だ!やめろ!」と一方的に叩くのは少し違い、対案のない批判は不毛なだけ。




これのおかけで金魚飼う人も増えるかもしれないし、収益が出ればカミハタも経営がやりやすくなり、結果より良い商品を作れたり、珍しい魚を輸入・繁殖できるようになる。飼育者側も恩恵を少なからず受けているし、さらに言えば少なからずこの展示に加担している。







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アートアクアリウム2020の金魚はどうなるのか?



アートアクアリウム2020 (1)



アートアクアリウム2020が終わった後の金魚はどうなるのか?気になる人もいるだろう。



これは公式HPには記載されていないが、おそらくすべて処分されている。

病気になった金魚たちは「数日間は大丈夫」なので、このようなアートアクアリウムに入れられたものは、水槽や照明も含めた“作品”を美しく演出するためのパーツのひとつとして扱われている。


イメージとしては切り花的扱い。

さすがに客がいない閉館時は照明を消しているだろうが、強い照明・水量に対して過密な個体数などは確実にストレスのもとになっている。水族館に設置されているものは濾過やエアレーションに多少は気を遣ってくれているものと思いたいが、高層ビルの中で一時的に開催されるイベントでは「あくまで期間中に魚が生きていてさえくれれば良い」くらいの扱い。



つまり、病気になっていない金魚たちも展覧会終わりに処分されている。









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アートアクアリウム2020の炎上は昔からあった





今回、SNSでアートアクアリウム2020の画像が出回ったことで問題として取り上げられているが、昔から同じ手法で展覧会を開いているので、アートアクアリウム2020はそういったクレームには対応する気はないだろう。






たとえば、人が生きて行く為にはもちろん、利益や、快楽のために、色々な生き物が、天文学的な数字で殺傷されている現実についてはどの様にとらえるか?がポイント。


人は生きて行くためや、快楽の為に、残酷な事を色々行っている。そして、多くの人はそれらの残酷行為について「必要悪である」と定義し、わざと目をつむって生きてきた。それを論じても無駄だから。




それらの現実を踏まえた上で「なぜアートアクアリウムだけ批判するのか?」ということ。

アートアクアリウムが残酷かもしれないが、それに特化して「残酷だ」「可哀そうだ」だと発信する事に、何か違和感を覚えてしまう。世の中にはもっと、さらに、究極に残酷な事が色々あるし、たとえば戦争であったり、テロであったり、地域紛争であったり、アメリカで話題になっている黒人の殺傷問題など。

つまり、アートアクアリウム2020を批判するのは非常に的を得てはいるが、反対にあまり触ったり触れたりしたくない、非常に痛い所をついた問題。大げさに言うと、人類全体が抱えている、もっとも考えなければいけない重要な部分だが、解決方法の想像もつかないほど複雑な問題でもある。



「問題はそれだけでは無い」と言う事が、ついついきつく表現されてしまっている。皆が、何か間違っている良く無い現実について、同じ罪悪感を持って居て同じ事を感じている。



毎日、営業が終了するまでに多くの死んだ魚は廃棄されているだろうし、家庭や水族館などで飼育しているよりも多くの魚が死んでいるはず。ひょっとすると期間が終了すると生きていても廃棄されることもあるかもしれない。



それでも、次の日に魚が少なくなるようでしたら営業開始までに追加投入している。
5chでも批判されているように、生き物としての扱いではない。ただ、ペットショップでも同じで仕入れた魚の中から結構な数の魚が売られていくまでに死ぬだろうし、それに対して販売者の方は気にしていられない。


それは商業として成立しているから。
ペットショップで大事に育てることは、展示見本以外、費用がかかる。管理人もアクアリウムを趣味として持っているが、それも知った上で、購入した生き物は大事に育てているつもり。それを見て喜んでいる観客も観客。だから、流行る。



まとめると、「生き物でやることなのか?」という感覚は正しいし、批判したいのであれば、誰もいかなくなれば、来年は中止になるので、行かないという選択をするしかない。






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