2004年１０月２０日の台風23号・北陸観光バスツアー京都由良川水没事件、乗客37人が１０時間がバスの上に取り残された原因、被害状況がやばい【アンビリバボー画像】

2015年10月22日（木）放送、フジテレビ系列「奇跡体験!アンビリバボー」

実録!!猛烈台風でバスが水没…絶体絶命恐怖の一夜。
襲う深さ3mの濁流!乗員乗客37人が屋根の上に10時間取り残された原因。生還への全記録を公開。


2004年１０月２０日、兵庫県内の元公務員らで、北陸観光のバスツアーが開催されていた。
参加者は35人、平均年齢は67才だった。バスに乗っていたのは乗務員合わせて計37人。この日は日本列島には大型の台風23号が接近。
午後5時すぎ全ての行程を終えて兵庫県へ帰るころ、台風は紀伊半島に上陸し暴風雨は強まるばかりだった。天候は悪くなるばかりか、暴風雨が吹き荒れ道路に水がどんどん溜まっていく一方だった。
そんな中、前方を走っていた車が冠水!水は瞬く間に広がり、バスは身動きが取れなくなってしまった。運転手も乗客もパニックに陥り、高齢者が多い中、風雨の中を避難すべきか皆が判断しかねていた間に、バスの車内にも水が侵入!水位はどんどん高くなり、外に出ようにも出られないほどの水位になってしまう。

逃げ場がなくなった彼らは、ついに屋根に避難することを決意!2時間かけて全員屋根に避難することに成功したが、風雨により体感気温は真冬並みとなり、雨に打たれ続けた高齢者たちは低体温症の危険性があった!周りは知らない人ばかりだった乗客たちは、不安を和らげるため互いに自己紹介をはじめた。

みんな無事に生きて帰ろうと声を掛け合い、点呼を取り始めた。ただそれだけのことだったが、この瞬間、全員互いに知らない人ではなく仲間になったのである。


・なぜこのような事態に陥ったのか？

原因は役所の連絡ミス、ファックスの放置だった。

当時、管轄の中丹東土木事務所（同府綾部市）が由良川下流に出された、洪水警報のファクスを翌朝まで放置していたことがバス水没に至った原因。
中丹東土木事務所が国道を通行止めにしたのは、警報発令から約５時間後の午後１０時４０分。

しかし、警報ファクスは多くのファックスの中に紛れて積み上げられたままになった。

なぜ気づかなかったのだろうか？
考えられたのは警報ファックスの時間帯にファクス近くで様々な警報ブザーが鳴っており、ボタンを押すと止まる仕組みなのだが、当時はファクスが大量に流れて職員がボタンを押す余裕はなく、受信確認しなかった事が原因だろう。 
さらに、中丹東土木事務所に約７０人の職員がいたが、土砂崩れ現場などへの出動で事務所内は１０人以下になっていて対応できなかったと考えられる。

これにより、通行禁止などの対応が遅れ、冠水を知らされないままバスが通行。
最終的に通行止めを表示したのは１０時４０分。午後８時にはバスは通行中で現場近くにいたとことになる。


台風２３号の被害状況

結局危機管理など机上の空論

死人がでてないから問題ない

水陸両用車両を導入

たぶん１００年に一度の大洪水に対策しても、１００年に一回の大ポカで失敗するな。

お役所仕事で、元お役人が死に掛けたわけか。。。

緊急連絡をFAXというのは時代を感じるな

バスの後ろの二台目のトラックの人、海岸で遺体発見って報道してたね

所詮役人に期待掛ける方が馬しか。

また大阪か

FAXって意外と気づかないんだよね～

ま、みんな助かったんだし、いいんじゃな～い？

インターネットのこの時代に生命にかかわることにこのローテクは何なんだ。

警告音が鳴るFAXって無意味。
昔バイトしてたマスコミではうるさいからって
ならないように改造してしまったし。
大規模地震時なんかは，地震の警告装置も
音量が落とされ，誰も見なかった。

それでも，他社へ連絡する責任が生じる幹事社のときは，
必ず，「これから～という内容の連絡をFAXで流します」って
電話をかけていた。

これほど重要なＦＡＸを送ったらＴＥＬで受けとりを確認するが
社会全般の一般常識ですわ
本当のところは送った方が、それほど重要とは思っていなかった
ということなんでしょう
参考情報だという程度の認識だったんですよ

警告

無能公務員は至る所に蔓延っている。
そろそろ少しづつでも駆除しないと被害が大きくなるぞ。

普通、担当者は首だろ。

まあ謝ったのだから許してやれ

この国は謝罪すれば許してくれるのだろう

川には何ケ所も水位計がセットされていて、少なくとも河川管理の
部署では洪水時の水位変化を記録し監視と予測をしている。
河川水位は随時ネットでも公開されている。当日見られたかどうかはわからないが。
またこの「事情」発覚の後、国土交通省と京都府の過去の水位データは
みな抹消されている。